ラッサムというとトマト味のイメージが強いですが、他にもバリエーションがあります。今回はタマリンド・ラッサムを紹介します。
どどん!!
このブログで紹介した料理の中でもダントツに地味なビジュアルです。
しかも、おいしそうでもありません。
どうしたらいいでしょうか。
トマトを使わないラッサム
ラッサムは南インドで日常的に飲まれている酸っぱ辛いスープです。
以前に紹介したラッサムのレシピはこちら(これもスタンダードな作り方ではないかも)。
今回紹介するのはトマトを使わずにタマリンドだけで酸味を出すタイプのラッサムです。
では作るのだ
【材料1】
タマリンド(ゴルフボール大←アバウトで申し訳ないですが、写真くらい。ぬるま湯1カップに15分くらい浸けておく)
水450cc
ココナッツオイル大さじ4
メティシード小さじ1
ヒング小さじ1/2
塩小さじ2
【材料2】
にんにく4かけ(包丁の腹でつぶして皮つきのまま使用)
タマネギ1/4個(粗みじん切り)
カレーリーフ10枚くらい
【材料3】
ターメリック小さじ1/2
タカノツメ2本(半分にちぎって種を取り除く)
クミンシード小さじ1
ブラックペッパー小さじ2
クミンとブラックペッパーを粗めに砕いておく。
【手順】
- 鍋にココナッツオイルとメティシードを加え、中火で加熱。メティの色が茶色になるまで。
- 材料2を加えて、にんにくが色づくまで炒める。これくらい。
- 材料3を加えて、弱中火で常にかきまぜつつ2分くらい炒める。
- ヒングと塩を加えて軽くまぜる。
- お湯に浸けておいたタマリンドを手でモミモミする。お湯が茶色になる。網ざるなどを使ってお湯だけを鍋に入れる。
- 水450ccを加え、蓋をして20分煮る。沸騰するまで強火、以降弱火。
- 冷めたら、網ざるなどでこす。
- 飲む。
【注意点】
- 手順2でにんにくが色づくまでしっかり炒めます。出来上がりの香りに大きく影響してきます。
- 手順3ではターメリックが焦げやすいです。不安であれば、加えるときに一度火を止めるといいと思います。
【食材の話とか、カレーせんべいの話とか】
- ココナッツオイルの香りが重要なので、サラダ油で代用するのはあまりオススメしません。どうしてもココナッツオイルが入手できなかったら、サラダ油で。やらないよりマシ。
- と言いつつ、このレシピ、ココナッツオイルの量が多いです。もっと減らしてもいいと思いますが、ひとまず元のレシピを尊重しました。大さじ2くらいでいいと思います…いや、大さじ1でもいいんじゃないか?
- タマリンド→タマリンドという植物のジャム状の果肉を乾燥させたもの。酸味付けに使用されます。
- タマネギ→元のレシピではshallot(エシャロット、根らっきょうではない)のスライス2個分です。
- なぜかカレーせんべいみたいな味がします。スパイス使いが似てるのかいな。この配合でカレーせんべい味の何かを開発してみても面白いかもしれません。
では、また書きます。