フルーツの味と香りが鮮やか!
ケララ州コーチンにて訪れたアイスクリーム店、NATURALS。
なんでもデリーくんだりでは何店舗もあるチェーン店なんだそうです。
実を言いますと、これは昨年5月に訪印(という言い方があるのか知らんが)したときの写真です。5月は最も暑い時期…。
となれば…
脊髄反射で入店します。
こちらがメニューその1。
見慣れないものもありますね。
Chickooというのは…柿の仲間。食感は洋梨に近く、甘味がかなり強いです。私は大好きですが、日本人にとってはかなり好みの別れそうな味です。
Anjeerはイチジク。Kajuはカシューナッツ、Kismisはレーズンだと思います。
マンゴーの季節だったのでMangoもありますね。
つづいて、メニューその2。
Sitaphalというのはバンレイシだそう。
Kala Jamunというのはプラムの一種?よく分かりませんでした。
そして、なんと言ってもジャックフルーツ!ケララでは「チャッカ」と呼ばれています。露店で山積みにして売られているのをたまに見かけます。モノによってはかなり巨大です。
上がジャックフルーツで下がチックー。牛乳の質のせいもあってか、けしからんウマさです。
ちなみにこちらのアイスクリーム、数日しか日持ちしないんだそうです。日本のアイスクリームだと、冷凍庫に入れておけば相当な期間もちますよね。
アイスクリームを買ってから長期間食べないまま置いておくこともそんなにないし、だったら日持ちしなくてもおいしいほうがいいよなあ…。日本の果物を使ってもかなりいいものが作れそうだよなあ…。結局日本のアイスクリームって、売る側の都合で味を犠牲にしてるんじゃないか?と思い、また少し考えた。
どっちが正しい、というもんでもない
考えてもみると、日本式の恩恵も多々あるのではないかと思います。どこのスーパーやコンビニに行ってもアイスクリームを買えるのは、売り手にとって(少なくともNATURALSのよりは)都合のいい商品だからというのもあるでしょう。
単純にNATURALS のアイスクリームのほうがおいしいから日本のアイスクリームはダメだ、ではなく、日本のアイスクリームだけを見て(こだわって作っている店も少数あると予想しますが)「アイスクリームってこんなもん」と信じこむのでもなく、それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで秤にかけ、自分の頭で判断することが大事なんだろうと思います。
今年も行けたらNATURALSレポートします(笑)。