がっつりシナモンの香りのするアイスクリームを作ってみました。
元ネタはケララ州・コーチンにあるオールドハーバー・ホテル Old Harbour Hotel のシナモン・アイスクリーム…これが絶品なのです。
筆者が挑戦してみたら、そこそこおいしいモノができました。
材料
- 牛乳100cc
- 卵黄2個分
- グラニュー糖25g+75g
- シナモンパウダー大さじ2
- 生クリーム200cc
作り方
- ボールに卵黄とグラニュー糖75gを入れてホイッパーでまぜる。白っぽくなるまで。
- 鍋に牛乳とグラニュー糖25gを入れて、グラニュー糖を溶かしつつ弱めの火でじわじわ温める。60℃くらいまで。温めすぎると、卵黄とまぜたときに固まってしまいます。
- 小さいめの器にシナモンパウダー、温めた牛乳の半量を入れて、ホイッパーでまぜる。溶かしたチョコレートみたいなものができあがります。
- 卵黄が入ったボールに、鍋に残った牛乳を少しずつかきまぜつつ加える。
- シナモンパウダー+牛乳をボールに少しずつかきまぜつつ加える。
- ボールの中身(卵黄、牛乳、グラニュー糖、シナモンをまぜたもの)を鍋に戻し、弱火でとろみがつくまで加熱する。常にかきまぜつつ、温める程度の状態をキープする。
- 鍋の中身を濾してからボールなどに移し、氷水をあてて粗熱をとる。
- 粗熱がとれたら、生クリームを加えてまぜる。まぜすぎるとホイップクリームみたいになるので注意。
- 容器に移して、冷凍庫に入れる。
- 2時間くらい経ったら、スプーンでまぜる。
- 1時間置きに2~3回まぜる。食感がなめらかになるらしい。
はい、完成。
「こんな器しかなかったのか」と言われそうな写真ですね。
こんな器しかなかったのです。
いかにもおいしくなさそうに見えますね。
実は、味は結構イケるのです!
オールドハーバー・ホテルの再現とはいきませんが、家庭で食べるには十分だと思います。
注意点
- 砂糖と生クリームの量が半端ではないので、脂質、糖質、カロリー、気を付けて。
- と書いたはいいけど、別に気を付けなくてもいいと思う。
- グラニュー糖の量が多いので、卵黄をまぜるときに重い…。手首の運動になります。
- 筆者はガーゼを使って濾しました。面倒なら濾さなくてもいいかもしれません。
- 冷凍庫から出すとかなり固くなっているので、少し室温で置いておくといいです。市販のアイスクリームがふんわり柔らかなのは、機械を使って空気を大量に含ませているからだそうで、一般家庭では難しそう。アイスクリームメーカー使ったら、どうなるんでしょうね。
食材について
- 牛乳と生クリームの割合は好みで変えてもいいと思います。牛乳を増やすと食感がシャリシャリになります。生クリームを増やすとネッチョリ濃厚に。筆者は生クリーム派。
- シナモンパウダー→今回はベトナム産を使用しましたが、インド産のシナモンとは香りが少し違っていて、日本人にとっての「ニッキ」の香りそのものでした。インド産じゃないとダメってことはないので、どこのシナモンでもいいと思います。
- シナモンをカルダモンに代えると、カルダモン・アイスクリームになります。たぶんカルダモンのほうが無難にウケやすい。
- もっと無難にいくなら、量の調整は必要になりそうですが、シナモンを抹茶に代えると抹茶アイスクリームに。最大の問題は、抹茶アイスがこのブログのコンセプトにそぐわないことです。
- 他にも、ラム・バナナ(このフレーバー好きです笑)、パッションフルーツ・バナナ、キャラメル・りんご・シナモン、パイナップル・カルダモン、バジル・レモン、しょうが・ハチミツ、ベリー系・チョコレートなども面白そうです。
では、また書きます。
冷やしておいしいと言えば、こちらもおすすめです。