インドのヨーグルト・ドリンク、「ラッシー」です。
ベースになるのはヨーグルトで、そこに牛乳を合わせたり、牛乳なしで水とまぜたり、濃度も濃いめからサラサラまでいろいろ。
日本のインド料理店へ行けば、ほぼ確実にメニューに載っている定番ドリンクですね。
日本では、砂糖を入れて甘くしてある印象が強いと思いますが、塩を加えたソルティ・ラッシーもあります(インドでラッシーをオーダーすると、「sugar or salt?」と訊かれます)。
すでにこのブログでも一度紹介していますが、今回は別バージョン、バナナとラム酒で作ります。ここに書くのが憚られるくらい簡単です。
でも、書くんだ。
材料
- ヨーグルト60cc
- 牛乳120cc
- バナナ1本(皮をむいてミキサーにかけやすい大きさに切る)
- ラム酒大さじ1
- 砂糖20g
作り方
- すべての材料をミキサーにかける。
- 飲む。
はい、簡単。
センスのない写真で申し訳ない。
筆者はこういうのが苦手です。
でも、味はいいと思うので、良ければ試してみてください。
注意点
- ないでしょ。
- いや、あった。
- バナナの熟し具合が重要です。出来上がりの香りにかなり影響してきます。しっかり熟しているものを使うとおいしいです。
食材について
- プレーンラッシーを作るときは、ヨーグルトと牛乳を1:1でまぜているのですが、バナナを加えるとドロドロになりやすいので、このレシピでは牛乳の割合を増やしてバランスを取っています。
- 砂糖はたっぷり使っています。お好みで減らしてもいいですが、ある程度甘さがしっかりしていたほうがおいしいと思います。
- 氷といっしょにミキサーにかけるという手もあります。
ちょっとした失敗報告
失敗というほどでもないのですが、ライチとココナッツのラッシーも試作してみました。おかげで砂糖の摂取量が半端ではないです。
ライチを買ったら、なぜかレジで「ロースハム」と打たれる。これを使って、ライチとココナッツのラッシーを作ってみます。 pic.twitter.com/fF1qthJHHV
— レシピ垂れ流し工場長 (@CurryEnghi) June 20, 2018
- ヨーグルト60cc
- 牛乳120cc
- ライチ6個
- ココナッツパウダー大さじ1
- レモン汁小さじ1
- 砂糖15g
一応普通においしく飲める味なのですが、ややライチの香りが弱い。
ライチがメイン、ココナッツはサブ、という位置付けです。
修正案としては、
- ライチジュースを使っちゃう(どれだけ効果があるか疑問ではある)
- 製菓用のライチ・ピューレを使う(香りは強くなると思うが、コスト高め)
- 塩を加える(ソルティ・ライチのイメージ…だとしたら、あえて薄めを目指すのもアリか、牛乳じゃなくて水を使うとか)
というところです。
うーん、「あえて薄め」って意外とイケるかもしれませんね。
うんうん、方向性として間違ってないような気がしてきました(注:筆者は根拠のない自信を持ちやすい性格です)。
以前にラッサム(南インドの酸っぱ辛いスープ)の試作を重ねていたときに、ある食材の香りや味を際立たせたいときは、その食材を増やすのではなく他の食材を減らしたほうが効率がいいかも…と感じたことがあります。
例えば、酸味を立たせたかったら、酸味を増やすのではなく辛味を減らす、とか。人間の舌は相対的に味を認識しているのかもしれない、とそのときに感じました。
そもそも、そこまでラッシーという形にすることにこだわる意味があるのか、自分でも疑問です。
では、また書きます。
飲み物関係の記事はこちら。
インスタ映えしないし、変わり映えもしない写真である。