コーチンでも最高級ランクのホテルであるタージ・マラバール、そして店主の紅茶愛が溢れまくっている小さな紅茶屋さん、対照的なロケーションにある両者を紹介します。
まずはタージ・マラバールへ
ディナーの前に軽食。
ついさっきアイスクリームを食べたような気もしますが、どうやら記憶の断絶があるようです。気のせいかな。
あ、勝手にリンクが…!
何者かが勝手にリンクを貼ったようです。
ほー、アイスクリームを食べている筆者のことが書かれているようだね。
あーそうそう、食べましたね…シナモンアイス、ついさっき。
…知ってたよ。
アイス一口、でぶ一生。
教訓を抱えて我々は移動します。
移動の際には橋を渡ることが多いです。
なぜかというと…
コーチンという街がこんな地形だからです。
いま向かっているのは地図でいうと真ん中の島、Willingdon Island。
この島は人工島らしく、他のエリアと比べると生活臭が薄いように感じます。
この島に Taj Malabar タージ・マラバールがあります。Tata財閥が経営する高級ホテルのひとつです。
例によって宿泊客でなくても、レストラン等は利用することができます。
早速ロビーに潜入。
Barもあります。
今回利用したのはPepperというレストラン。
タージの中ではカジュアルな雰囲気のレストランです。
写真では分かりづらいですが、宿泊客の方々がサンセットクルーズのためにお船に乗り込んでいるところでした。
それでも我々は食べている
まったく教訓が生かされていません。
まずムサンビジュース。
Musumbi(Mosumbi)です。
味はオレンジとグレープフルーツとライムを合わせたような感じ。
つづいて、スモークサーモンのブルスケッタ。
バルサミコソースでいただきます。
インドでおいしいスモークサーモンを食べれる場所は貴重です。
さらに、マサラワダ(豆で作るカリっとした揚げ物)とラッサム(南インドの酸っぱ辛いスープ)。特にマサラワダは香ばしさと食感が素晴らしい。
お値段はやや高めですが、目を疑うほどのものでもありませんでした。
ブルスケッタが約1200円、マサラワダとラッサムは約800円。
同じタージ・マラバールの中でも入る場所によって値段に違いがありそうです。
食べた後は外をうろつきます。
外へ出たところに「Dolphin Spot」という標識がありました。運が良ければイルカが見れるそうです。
タージの料理人がドルフィン・カレーを作ったらどんな味だろう…という邪な想像が頭をよぎります。
風が吹いていて、暑い時季ですがわりと快適な場所でした。
まあ、筆者はCGH Earth のほうが好きですけどね(笑)。
路地を入るとBeautiful Tea
Willingdon Island で毎年行っている場所のひとつ、Samさんの紅茶屋。
場所が分かりづらい…
と言うか、知らない人が偶然立ち寄ることがなさそうな立地です。
あのへんから入ります。
ここから!
奥に赤い看板が見えます。
あーら、こんなところに紅茶屋さんが。
入るとこんなです。小さなお店です。机の上に置かれているのは見本。香りを嗅いでみることができます。
店主のSamさんは店の立地からは想像できない知的な雰囲気の方で、紅茶を表現するのに「beautiful」という言葉を使います。
ポエマーですね。
店頭でいろいろとクンクンさせてもらいましたが、今回特に衝撃的だったのはコチラ!!
超絶いい香りです!
こんな紅茶見たこと…いや嗅いだことねぇ!!
「買います!」
「高いよ、これ」
「OKOK、それでも買うよ」
「いや、これ売り物じゃないんで」
じゃあ、見せるなよ(笑)。
缶にチェルシーって書いてありますね。
調べてみたところ、ウィッタード・オブ・チェルシーといって日本でも買えるようです。
こちらのお店でおすすめなのはマサラティー。牛乳で煮出すだけで簡単においしいチャイを作ることができます。値段は50gで80円くらい。おみやげにオススメ。
前々菜が終わったので、次は前菜です。
教訓が生かされる日は来るのか!?
では、また書きます。