ケララ爆食旅行記2018⑤ ~ エルシーさんのケララ料理教室その1

ケララの一般家庭のメイドさんから料理を習いました。

 

エルシーさんは毎年お世話になっている現地の旅行会社 Evergreen Travels エバーグリーン・トラベルのMamiさん宅のメイドさんです。

 

Mamiさんは筆者がインド料理を始めるきっかけになったお二人のうちの一人です。こちらの記事に「旅行会社のMさん」としてすでに登場しています。

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Mamiさんはグルメな方なので、料理の上手なメイドさんを雇っています。

 

筆者がメイドを雇うとしたら…

洗濯と掃除だけしてもらえればいいかな。

 

ホテルを出発します

そう言えば、前日の朝、ホテルの階段を降りていたら踊り場でスタッフがスマホ片手にサボっていました。

 

その翌日、つまりこの日の朝、同じように階段を降りようとしたら、

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ガムテープで通行止め。

 

「この先でサボってるぜ、だから進入禁止にしたぜ」

というメッセージでしょうか。

 

筆者はこういうのも好きです。

 

他に事件らしい事件もなく(これも事件とは言わないが)Mami さん宅に到着。

 

食材のみなさん

作り方は筆者の試作後に書くとして、今回は食材と完成品をご紹介します。

 

べべん!

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やはりケララと来ればココナッツです。

 

日本で山が見えない場所はなかなかありませんが、東部の山岳地帯を除けばケララでココナッツが見えない場所というのもほとんどないのではないかと思います。

 

街中だろうと家の庭だろうとヤツらは生えている。

 

そして、ケララのご婦人方はそのココナッツをナタのようなもので豪快に叩き割ります。

 

上の写真はすでにジュースを抜いた状態。

日本人がイメージする甘いココナッツジュースは通常のココナッツではなく、Tender Coconutからとるんだそうです。Tender Coconut というのは、Baby Coconut を指すとのこと。

 

白い果肉を削ると、このようになります。

ケララ料理で頻繁に登場するGrated Coconut。

シャリシャリしていて少し湿り気があります。

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残りの皮。固いです。

どのくらい固いかというと、テーブルに置くと「コン!」って音がするくらい。

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ジャックフルーツと並んで、人を殺めることができてしまいそうなフルーツです。

「火曜サスペンス劇場・南インド編 ~ 愛ゆえの悲劇…辞書のカドよりココナッツ!日本人が思っているほど甘くはないの…」

 

サブタイトルが長すぎました。

ついでに話が逸れました。

 

 外側の毛は加工してホウキに使用することもあるようです。残さずすべて使いきるんですね。

 

つづいて、調理用のバナナ。

食感はホックリしていてイモ類に近いかもしれません。

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切るとこんな感じ。見るからに固そうです。

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野菜いろいろ。

オクラ、にんじん、冬瓜、じゃがいも、ライム、タマネギ、トマト。緑の細長いのはドラムスティック。日本では入手しづらいので困りモノ。

インドの野菜は全体的に日本のものより味が濃くて固いです。

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スパイスボックス。

一般家庭でもこれだけのボックスがあるとは、さすがにインドです。

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そして、何といってもマンゴー!

5月は一番暑い時期ですが、マンゴーの季節でもあります。

種類もいろいろありますが、これはかなり小さいタイプのマンゴーですね、初めて見ました。

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このマンゴーをカレーにします。

インドではマンゴーを調理に使うことが多々あります。

酸っぱいものから甘いもの、中間程度のものまでいろいろ。

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バナナの葉にのせていただきます。

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写真左上から右へ、

マンゴーピックル(マンゴーのスパイスオイル漬け)

オクラのスパイス炒め(日本のものより粘りが少ない)

キャベツのトーレン(ココナッツを使ったケララの炒め蒸し料理)

アヴィヤル(ココナッツペーストを使った野菜の炒め蒸し、クミン味)

ラッサム(南インドの酸っぱ辛いスープ)

左下から右へ

冬瓜のオーレン(ココナッツミルクで冬瓜を煮ている、アッサリ味)

マンゴーカレー(ココナッツヨーグルトペーストで作るカレー)

ライスの上→サンバル(南インドの野菜入り豆カレー)

チキンカレー(日本人にも馴染みやすい味でした)

 

習ったメニューの都合上チキンカレーが入っていますが、通常であればバナナの葉にのせて食べるのはベジタリアン料理です。バナナリーフ・ミールスってやつですね。

 

最後に家庭菜園を見せてもらったのですが…

 

オクラ。

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こんなふうに生えてるとは知らんかった…。

 

では、また書きます。

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