スパイシーなパイナップル味のスープを紹介します。
料理の特徴を簡単に説明します。
- 南インドの酸っぱ辛いスープ「ラッサム」のパイナップル版
- パイナップルジュースを使用する
- フルーツ系の酸味
- ペッパーのパンチのきいた辛味
- 日本で作るとコストが高いので、おもてなし料理向けかも
では、作ります。
材料(3食分)
【スパイス以外の材料】
- パイナップル100g(みじん切り)
- パイナップル400g(水適量(ミキサーが回る程度)とともにミキサーにかけた後、濾してジュースにする)
- ココナッツオイル大さじ2(なければサラダ油)
- カレーリーフ10枚くらい(なければ省略)
- タマネギ30g、約1/7個(繊維を断ち切る方向にスライス)
- にんにく(みじん切り)小さじ1
- しょうが(千切り)小さじ2
- トマト100g(粗みじん切り)
- 塩小さじ1
- 香菜の茎(手でもぎ切る)小さじ2程度
- 香菜の根(刻む)小さじ1
- 香菜の葉(刻む)大さじ1
【ホールスパイス】
- マスタード小さじ1/2
- クミン小さじ1/2
- ブラックペッパー小さじ1(粗く砕く)
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1
- カシミリチリ小さじ1/4(なければ半量のカイエンペッパー)
- コリアンダー小さじ1
- ヒング小さじ1/2
作り方
- 鍋にココナッツオイルを熱し、マスタードとクミンを加える。マスタードが弾け始めたら、弱火にしてカレーリーフを加える。10秒ほど鍋を揺すりつつ香りを立たせる。
- タマネギを加えて、強めの中火で透明になるまで炒める。色をつけない。
- 弱火にして、にんにく、しょうがを加えてまぜる。
- 弱火のままヒング以外のパウダースパイスを加える。常にかきまぜつつ、弱中火で1分炒める。
- トマト、塩、香菜の根と茎を加える。適度にトマトをつぶしつつ、3分炒める。トマトの水分を飛ばすことで、鍋の中はドライな状態になる。
- ブラックペッパーを加えてまぜる。
- パイナップルのみじん切りを加える。強めの中火で炒める。ここでも水分を飛ばす。
- 弱火にしてヒングを加える。1分炒める。
- パイナップルジュース、香菜の葉を加える。蓋をして沸騰させ、弱火で5分煮る。
- 冷めたら濾す。濾さなくてもよい(お好みで)。濾す場合は、よーく濾しましょう。
- 飲む。
フルーツ系の爽やかな酸味が利いた、スパイシーなスープができます。
注意点
- タマネギは透明になる程度に炒めれば十分です。色をつけないこと。
- パイナップルのみじん切り、トマトを加える工程では、水分を飛ばすことを意識して炒めます。
- 当たり前ですが、パイナップルジュースを濾すときに出たカスは使わないこと。以前に「もったいないから…」と言って使おうとした人がいたので、念のため。濾す意味がないだろ(笑)。
- 材料費のわりに出来上がりの量が少ないです。普段使いするよりは、おもてなし料理におすすめ。
食材について
- パイナップル→スーパーで売られているカットパインで十分ですが、熟し方の足りないもののほうがうまくできやすいです。酸味が重要。
- タマネギ→本来はエシャロット Shallot という小タマネギを使用します。
では、また書きます。
関連レシピはこちら。