前回につづいて地元民に大人気のレストランを紹介します。
このブログではすでに二度目の登場。
Paragon パラゴンというお店です。
爆食旅行記2018ですでにご紹介したチェティナード料理店・Anjapparと同じく、LuLu Mall ルル・モールという巨大ショッピングモール内にあります。
このレストランはもともとカリカット(現・コジコード)にあったレストランで、数年前ついにコーチンに支店ができたのです。
ちなみに、この支店ができる前、筆者はカリカットまで車で5時間かけて食べに行っていました。カリカットではホテルとParagonの往復だけでした。いや、ほんとに。
朝コーチンを出発、Paragonにて昼食、ホテルへ、Paragonにて夕食、ホテルへ、翌日、Paragonにて昼食、コーチンへ戻る。運転手さんから見たら、ものすごく変&ラクな客だっただろうなと思います。
こちらが入り口。同じレイアウトで2~4階にParagonがあります。相当な席数ですが、ごはん時には常に満席。
軽めに食べます。
この日の夜のフライトで帰国することもあり、早めの夕食となりました。
なので、軽め。
ドバイにも支店があるようです。南インドからの出稼ぎが多いんでしょうね。
まず昨年と同じくDragon Paneer ドラゴン・パニール。
パニールというカッテージチーズを揚げてから、甘辛ソースと和えてあります。
なぜ「ドラゴン」なのか、と疑問だったのですが、同行のN田氏いわく「中華風という意味ではないか」とのこと。確かに!
インド料理には「インディアン・チャイニーズ」というカテゴリーがあります。中国人が見たら、ほぼ確実に「これ、チャイニーズ違うアルよー」というツッコミが飛んできそうな味です。
つづいて、Pandan Chicken パンダン・チキン。
チキンのパンダンリーフ包み焼きです。
葉っぱを取り除くと、チキンが。
Paragonの看板メニューのひとつです。
Prawn and Squid Ularthiyathu
エビとイカをShallot シャロット、スパイス、ココナッツで炒めた料理。同行のガイドG氏推薦。ケララ沿岸部はシーフードがおいしい!
Pathiri
米粉で作った薄いパンケーキのようなもの。
ごちそうさまでした。
おすすめメニューなど
コーチンでもイチオシのお店です。超おすすめ。
ごはん時には特にお客さんが多いので、少し時間をずらすと入りやすいです。と言っても、インド人の食事の時間は遅めなので12時とか18時とかに入店すれば十分です。
個人的マストメニュー
- ビリヤニ各種。ビリヤニとはインドの炊き込みご飯的な料理。この店ではビリヤニのオーダー率がやたら高く、みんなビリヤニを食べています。
- Pandan Chicken パンダンリーフが入手できる時季しかないかもしれません。お酒が欲しくなる味でしょうが、Paragon では酒を売っていません。ケララの人が外食でお酒を飲んでいるのをほとんど見たことがありません…。
- Dragon Paneer ドラゴン・パニール
- Kanthari Tawa Fish チリとココナッツミルクで魚をソテーした料理
- Seafood Coriander Soup パクチー好きな方は是非
- Alleppey Chicken Curry アレッピー・チキンカレー(ココナッツミルクを多めに使用したなめらか・マイルドなカレー)
- Prawn Mango Curry エビとマンゴーのカレー(甘酸辛旨のバランスが絶妙です)
- Prawn and Squid Ularthiyathu エビとイカのスパイス炒め、ドライな仕上がり
- Palak Paneer Burji ホウレンソウとパニールを使ったセミドライタイプの料理
- Kerala Paratha ケララ・パラタ(デニッシュ状に焼き上げたケララ式インディアン・ブレッド)
- Dancing Tea 通称ビリヤニ・チャイ。上半分が泡になっているチャイ。ビジュアル的にはジョッキの上半分が泡で満たされているビールのチャイバージョン。おいしくなさそうな例えで申し訳ない。でも、おいしいぞ。
マストにしては多すぎました。
このお店では本当に何を食べてもおいしいです。
さて、この爆食旅行記も本編はこれが最後になります。
この後は番外編的に空港の紹介、ケララまでの行き方、旅行会社のお話などを書く予定です。
では、また書きます。
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以下、マニア向けのメニュー写真。
膨大なので、そこまで興味ない方はスルーしてください。