南インドはケララ州・コーチンで地元民に大人気のレストランを紹介します。
このお店、もともとはカリカット(現・コジコード)にありました。
もとはマラバール料理のお店
南インド・ケララ州のマラバール地方は胡椒の原産地として知られており、イスラム商人の交易拠点のひとつとなっていた地域です。
そのマラバール地方の港町カリカット(現・Kozhikode)。大航海時代にはイブン・バットゥータ、バスコ・ダ・ガマなども寄港したこの街にParagon はあります。
本店がね、カリカットにあるんですよ。
で、数年前まで筆者はこの店で食べるためにコーチンから車で5時間かけてカリカットまで行ってました。
ついにコーチンにParagonがキタ!!
これで5時間かけて本店まで行かなくてよくなりました。素晴らしい。ただ、ちょっと情報が古いです。コーチンに支店ができたのは数年前のこと。
古いついでに、これから紹介する写真は昨年5月のものです。
まず、Dragon Paneer。ドラゴン・パニール。
どのへんがドラゴンなのかは分かりませんが、アホみたいにウマイ。
パッと見たところ、パニール(揚げてある?)、にんにく、しょうが、カシューナッツ、タカノツメ、青唐辛子、チリフレーク、ビネガー、ネギみたいな野菜が入っています。どうやって作るのか…。
エビとマンゴーのカレーとケララポロタ。
カレーにはエビ、マンゴー(当然か)、Kokum、ココナッツミルク、カレーリーフ、トマトが使われています。わりとシンプルな作り方ではないかと予想します。
ケララポロタはベラベラ、ちぎるとムッチリ。日本でケララポロタを出す店も少数あるようですが、こういう感じのポロタが食べれる店はあるんでしょうか。
ビリヤニ。チキンかマトンのどっちかだったが記憶が定かでない。使用している米はバスマティライスではないようです。形からしてカイマライスでしょうか?
ご飯どきには地元のお客さんで常に満席状態のお店ですが、ビリヤニのオーダー率が異常に高いです(笑)。みんなビリヤニ食べてる。
ついでに、スプーンではなくフォークが付いてくるのがなぜなのかは不明。インド人に理由を聞いてはいけません。
まだ食べています。
イカの何か。イカ以外に青唐辛子、シャロット、カレーリーフ、ココナッツ(削らずに1cm角くらいに切ってある)、ペッパー(ホールとパウダー)、しょうがが使われているのは確認。かなり辛いです。
インド料理でイカはあまりメジャーな食材ではないと思いますが、マラバールくんだりではよく見ます。
Kanthari Tawa Fish。
メチャうまい。かなり辛い。
Bird eye chili とココナッツミルクで炒め煮してある?
分かりづらいですが、ムール貝を使った料理。
ムール貝はマラバール料理の本でよく見かける食材です。
ムール貝のビリヤニとか作れそうですね…。
一部メニューの写真。
実はカリカットにある本店とは少しメニューが違うんです。本店のレポートもできればいいんですが…写真の写真でやりますか(笑)。
今年もGWにParagon に行く予定です。続編をご期待ください。