【インド料理レシピ】プラオ ~ ムガル皇帝ごっこ用

インドの炊き込みご飯(と呼んでいいのか知らんが)、プラオを紹介します。

 

以前にこのブログでもトマト味のプラオを紹介しています。

 

今回作るプラオについて簡単に説明しますと、

  • ナッツ、レーズンを多く使う
  • 甘い香りのホールスパイスを使う
  • 生米を牛乳で炊く
  • 単体でもおいしく食べれるし、カレーなどと合わせてもよい

という料理です。

 

では、作ります。

 

材料(3~4食分)

 

  • バスマティライス250g
  • サフランひとつまみ(レンチンした牛乳大さじ1に浸けておく)
  • クミンシード小さじ1/2
  • ギー大さじ2(なければバター)
  • カシューナッツ大さじ1
  • アーモンド大さじ1(1粒が半分に割れる程度に砕く)
  • ↑カシューとアーモンドはどちらか片方を大さじ2でもよい
  • レーズン大さじ1
  • タマネギ100g、中1/2個(繊維を断ち切る方向にスライス)
  • カルダモン3個
  • シナモン1cm×5cm
  • ベイリーフ1枚
  • しょうが(すりおろし)小さじ1
  • 塩小さじ1と1/2
  • 黒砂糖小さじ1/2
  • お湯300cc
  • 牛乳150cc
  • ローズウォーター小さじ1(なければ省略)

 

作り方

  1. フライパンにクミンシードを入れて中火でからいりする。クミンからいい香りがしてきたら火を止めて、乾いた器にとっておく。
  2. 鍋にギーを熱し、カシューナッツを加えて炒める。色づき始めるまで。カシューナッツを取り除いて器にとっておく。
  3. レーズンを加えて炒める。表面の色が変わって少しふくらむまで。レーズンを取り除いて器にとっておく。
  4. アーモンドを加えて炒める。断面が色づき始めるまで。アーモンドを取り除いて器にとっておく。
  5. タマネギを加えて炒める。やや濃いめに色づくまで炒める。タマネギを取り除いて器にとっておく。途中、焦げ付きそうになったら、適宜ギーか油(分量外)を加える。それぞれの炒め加減は写真参照。

  6. 同じ鍋にクミンシード、カルダモン、シナモン、ベイリーフを加えて、中火で加熱する。この時点で油が足りないようなら、ギーか油(分量外)を加える。クミンが泡立ってくるまで加熱する。
  7. 弱火にして、しょうがを加えてまぜる。
  8. バスマティライスを生のまま加える。弱中火で2分炒める。かきまぜすぎると米粒が崩れやすいので、30秒に1回上下を返す程度。
  9. 牛乳、お湯、塩、黒砂糖、サフランを浸けた牛乳、ローズウォーターを加えて沸騰させる。弱火にして蓋をし、10分加熱する。
  10. 蓋を開けて、カシューナッツ、アーモンド、レーズン、タマネギを加える。上下を返すようにまぜる。蓋をして10分蒸らす。この時点で、ベチャついているようなら、まぜた後に蓋をせずに置いておくとかなりマシになります。
  11. 食べる。

 

お好みで刻んだ香菜、一口大に切ったりんごを加えてもおいしいです。

 

注意点

  • ナッツに色をつけすぎないこと。茶色を濃くしてしまうと、見た目が悪くなります。
  • 米と水分、塩のバランスでほぼ出来が決まります。こう言うとミもフタもないですが、鍋の性質や熱源によって水の量や加熱時間は変わると思いますので、数値を記録しながら何度か失敗してみるしかありません。筆者はルクルーゼ使用、IHという条件で作りました。
  • とはいっても、そんなに大間違いな結果にはならないはずなので、ひとまず細かいことは気にせずに作っていいと思います。

 

食材について

  • カシューナッツとアーモンドは両方使用せずに、どちらか片方でも構いません。
  • レーズンはグリーンレーズンなど酸味の強いタイプ推奨ですが、茶色いタイプでも問題ありません。
  • ローズウォーター→ビリヤニ作りなどにも使用されます。買ってもなかなか使いきらない食材のひとつ(笑)。なければ省略可。

 

では、また書きます。

他の米料理はこちら。

 

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