このブログでもすでに何度か紹介している南インド・ケララ州のご当地カレー、マッパス Mappas。
もう一度筆者が経験した範囲でマッパスの特徴を挙げておきます。
- スパイス使いがシンプルなものが多い
- コリアンダーの使用量が多め
- なので、ベースになるのはコリアンダーの香り
- ココナッツミルクで仕上げる
今回はエビを使ったマッパスを紹介します。
シーフードカレー全般に言えることかもしれませんが、肉カレーよりも使用するスパイスの量が少なめになっています。
材料
エビとココナッツミルクの写真を撮るのを忘れています。
最近、撮り忘れが多いですね。
たるんでるんでしょうね。
【スパイス以外の材料】
- エビ20尾
- ココナッツオイル大さじ2(なければサラダ油で)
- にんにく1かけ(やや細かめにつぶす)
- しょうが1かけ(やや細かめにつぶす)
- 青唐辛子2本(縦半分に割ってから種を取り除き、細かく刻む)(ししとうで代用可)
- カレーリーフ5枚+5枚
- タマネギ150g(縦半分に割ってから更に縦に3等分し、繊維を断ち切る方向にスライス)
- 塩小さじ1と1/4
- ココナッツミルク100cc
【ホールスパイス】
- メティシード(フェヌグリーク)小さじ1/2
- ブラックペッパー小さじ1/2(粗く砕いておく)
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1/2
- コリアンダー大さじ1/2
作り方
- 鍋にココナッツオイル、メティシードを入れて中火で加熱。茶色が濃くなるまで。
- 弱火にして、にんにく、しょうが、青唐辛子、カレーリーフ5枚を加え、軽くまぜる。
- タマネギを加えて炒める。できるだけ強めの火で、これくらいまで。
- 弱火にしてパウダースパイスと塩を加える。弱中火で常にかきまぜつつ、2分くらい炒める。
- エビを加えてまぜる。水30ccを加え、蓋をしてエビに火が通るまで炒め煮。余熱まで利用して加熱時間は最小限に。
- カレーリーフ5枚とブラックペッパーを加えてまぜる。
- 火を止めてココナッツミルクを加える。
- 食べる。
注意点
- メティ(フェヌグリーク)は加熱しすぎると苦くなります。どこまで加熱するかいまだに疑問なのですが、自分でやるときはミルクチョコレートくらいの色にしています。
- 仕上がりはやや濃いめの濃度を目指します。エビを加熱するときに水を加えすぎないように注意。やや少なめに入れておいて、足りないようなら後から足すのが無難です。
食材について
- エビ→ブラックタイガーなど、味のしっかりしたものがおすすめです。と言いつつ、今回使用したのは足赤エビというやつ。悪くないけど、もうひとつでした。
- にんにく、しょうが→クラッシュしたほうが香りが立ちやすいように思いますが、みじん切りや千切りでもOK。
- ココナッツミルク→ココナッツパウダーを使うときは、パウダー75ccをぬるま湯50ccで溶く。
- たぶんエビを魚にしても作れる。その場合はフィッシュ・マッパスになります。
では、また書きます。
以前に紹介したマッパス、及びマッパスっぽい料理はこちら。