ケララ爆食旅行記2018④ ~ 高級ホテルでケララ料理を! ブルントン・ボートヤード

たまには高級ホテルでケララ料理を…ということで、毎年のように来ているBrunton Boatyard ブルントン・ボートヤードです。

 

宿泊客でなくてもレストランを利用することはできます。

 

さて…

これはケララ到着の翌日、実質滞在1日目です。

まだ1日目のディナーです。

 

朝食の記事を書いていないので、普通に考えると

昼+夜、で食数は2食。

しかし、記事はすでに④。

 

ここまで読んで勘の良い方はお気付きでしょう。

勘の良くない方もお気付きでしょう。

 

食数と記事数が合っていません。

 

そして、この差は書き進めるごとに大きくなっていくことをここに宣言します。

~ フランス人権宣言より(←嘘)

 

Brunton Boatyard は2度目のご紹介!

また嘘から始めてしまいました。

持って生まれた才能なのか、筆を運べば嘘をしたためてしまいます。

 

Brunton Boatyard ブルントン・ボートヤードは、筆者が大好きなCGH Earth が経営するホテルです。1回目の紹介記事はこちら。 

necoturban.com

 

前回の記事は昨年のものです。

今年はシェフも替わったようで、また違う料理を楽しめそうです。

 

この手のレストランは良くも悪くもシェフが替わるだけで料理も変わります。

 

ロビーにはバスコ・ダ・ガマの肖像画も。

 

エントランスからロビーに入り、左を見ると!

あの奥にあるドアが極楽の入り口です。

逝こうぜ。

 

昇ります、階段をね。

 

到着。

レストランの名前は、The History。

 

開店直後なので、まだお客さんがいません。

この後ゾロゾロいらっしゃいました。オフシーズンのわりにはお客さんが多かったように思います。

 

ちなみに、開店時間はなんと19時30分。

インドのディナータイムは遅く、21時で店内満席なんてこともあるくらいです。

 

こちらメニューブック。

木で作られていて、左右に開いて見ます←□→

筆者はこういう無駄が好きです。

文化って無駄を楽しむものだからね。

 

爆食会が始まるよ

「ドラえもんが始まるよ」

という程度のノリですが、そんな生易しいものですまないのではないかという予感があります。

 

まずは昨年と同じくジンジャーライム。

店内が暗かったため、少し写真が見づらいかもしれません。

 

つづいてビーツのスープ。

ビーツはケララでよく使用される野菜のひとつです。ゴハンがピンクになるヤツね。

 

Banana Flower Thoran and Appo

バナナフラワーを使ったトーレン。トーレンというのはケララ式炒め蒸しみたいな料理。Appoが何なのかは不明(笑)。これはウマイです、おすすめ。

トーレンは一般家庭でも作られる日常メニューのひとつです。それを「ものすごくおいしい料理」に高めてしまうのは、やはり料理人の技量によるんだろうと思います。同行のN田氏が「日常的なメニューを特別な料理に変えてしまうのがレベルの高い店」みたいなことを言っていましたが、まさにそのとおり。

 

Syrian Style Beef & tapioca cutlet

牛肉とタピオカのカットレット。まあまあ。

 

Bharwan Mirch

チリにカッテージチーズ。ピーナッツとゴマのソース。

 

Prawns akathe pathiri

Pathiriというのは米粉を使った薄いパンケーキみたいなもの。なんとそれをエビのマサラと合わせている。

 

Mutton broth

マトンの骨からとったスープ、肉だんご入り。

悪くないけど、Vypeen Crab Soup(1回目の紹介記事参照)のほうがいい。

器が面白いですね。

 

Pork Mappas

まさかの豚肉マッパス。マッパスとは多めのコリアンダーとココナッツミルクで仕上げるケララ料理。マッパスに豚肉というのも珍しいですが、ここまで汁気のないマッパスも初めて見ました。しかもウマイ。豚肉好きにはかなりおすすめ。

 

Tharavu Piralan

Duckが使われています。グレービーを煮詰めて濃いめに仕上げてあります。

 

 これ何だったか記憶がありません。白身魚の料理です。

しっかりおいしいです。

 

First Class Railway Mutton Curry

もう何年もこちらのレストランで提供され続けている骨付きマトンカレー。骨付きですが、フォークで簡単に肉をはずせるくらいホロホロ食感です。Bruntonへ来たらマストな一品。

 

Vattelappam

これまたBrunton boatyardの定番と呼べそうなデザート。ココナッツクリームとJaggery(椰子からとれる砂糖)で作ったプリン。 

 

いやー、食べました。

たぶん今回の爆食紀行で最大量。

 

料理長が替わったせいか、昨年よりも断然おいしくなっていました。昨年も十分おいしかったけど。

 

このレストランについて、まとめ

宿泊客でなくてもレストランは利用可。

しかも、高級ホテルのわりに値段はさほどでもありません。日本で同等のホテル、料理であればかなり高くつきそうです。

 

以下、個人的に超おすすめメニュー

  1. Vypeen Crab Soup(濃厚な蟹のスープ)
  2. Banana Flower Tharan and Appo(バナナフラワーのトーレン)
  3. Vypeen Moilee(シーフードをココナッツミルクで軽く煮た料理)
  4. First Class Railway Mutton Curry(骨付マトンカレー)
  5. Vattelappam(ココナッツ風味のプリン)

たぶん他にも隠れ絶品メニューがありますね。

来年も行きたい。

そして料理長よ、来年までいておくれ。

 

では、また書きます。

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以下はメニューブックの写真です。興味ない方はスルーしてください。解説が詳しいので、マニアの方は楽しく読めると思います。Pork Mappasのページだけ撮り忘れ…。

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