ラム肉と蕪(かぶ)で作る、こってりカレーを紹介します。
- オイリー肉カレー好きな方におすすめ
- スパイスの使用量が多い
- もとはパンジャブ料理で、ムガル帝国の宮廷で供されていたとのこと
この記事は
The Food of India by Carol Selva Rajah & Priya Wickramasinghe
Published by Om books International, New Delhi, India
を参考にしてお送りします。
では、作ります。
材料
【スパイス以外の材料】
- 骨つきラム肉500g(骨なし、マトンでも)
- 油大さじ5
- ベイリーフ1枚
- タマネギ300g、大きめ1個(繊維を断ち切る方向にスライス)
- にんにく大きめ1かけ(すりおろし)
- しょうが(にんにくと同量、すりおろし)
- 青唐辛子1本(種を取り除いて細かく刻む)(なければ、ししとう2本)
- 塩小さじ1と1/4
- トマトピューレ大さじ1/2
- ヨーグルト大さじ1
- 蕪250g(皮をむいて、一口大よりやや大きめに切る)
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1/4
- カイエンペッパー小さじ1/2
- コリアンダー大さじ1
- クミン大さじ1
- ブラックペッパー小さじ1/2
- ガラムマサラ小さじ1/4
- ヒング小さじ1/4
作り方
- 広めの鍋に油を熱し、ベイリーフを入れる。鍋を揺すりつつ、香りを出す。
- タマネギを加えて炒める。できるだけ強めの火で写真くらいまで。
- 弱火にして、にんにく、しょうが、青唐辛子を加えてまぜる。
- パウダースパイスと塩を加える。弱中火で常にかきまぜつつ1分炒める。
- ラム肉を加えてよくまぜる。途中ひっくり返しながら、肉を炒める。筆者は7分程度炒めました。
- 弱火にして、トマトピューレとヨーグルトを加えてまぜる。1分程度炒める。
- 水50ccを加えて沸騰させる。蓋をして、弱火で1時間煮る。写真くらいの状態(これは出来上がりですが)をキープできるように、適宜水を加える。まったく水を追加しなくてよい可能性もあります。
- 蕪を加える。蓋をして、蕪が柔らかくなるまで弱火で煮る。
- 火を止める。
- 食べる。
水分少なめで油が浮いていれば、ステキな仕上がりと言えましょう(…と、言っていいのか)。
注意点
- スパイスを焦がさないこと。焦げ付きそうなら、油を少し足します。
- 水を入れすぎないこと。このブログで最も多く書いているであろう(笑)地味だけど最重要ポイント。肉や蕪から水分で出ることを想定して、煮始めに入れる水の量は控えめにしておきましょう。
食材について
- ラム肉→新大久保のグリーンナスコ(の通販)で購入しました。臭みがほとんどありません。
- こちら→http://www.nascohalalfood.com
- 油大さじ5。大さじ5です。入力ミスではございません。気になる人は大さじ3にしておきましょう。ただし、油を減らしすぎるとおいしくないです。
- いや、そもそも油を気にしすぎる人はこの料理を作らないと見た。
- このスパイスの組み合わせ、日本人がイメージする「カレーの香り」に近いのではないかと予想します。
- トマトピューレ→生のトマトでもいいと思います。その場合は、粗みじん切りで1/4個くらいではないかと(未検証)。
では、また書きます。
その他のコッテリ系カレーはこちら。