【インド料理レシピ】ゴア風・サーモンのスパイス焼き

カレーというよりはスパイス焼き。

汁気ほぼなしの魚料理を紹介します。

 

この記事はインドのレシピ本、

The Food of India by Carol Selva Rajah & Priya Wickramasinghe

Published by Om books International, New Delhi, India

を参考にしてお送りします。

 

この料理について、簡単に説明します。

  • このブログでの呼び名:ゴア風・サーモンのスパイス焼き
  • The Food of India での呼び名:Salmon Curry
  • スパイシーなペーストをサーモンにからめて焼く
  • 辛味と酸味が強い

 

「Goan style dish」と書いてるけど、どのへんが「ゴア風」なんだろうか。

 

では、作ります。

 

材料(3食分)

f:id:Curry-Enghi:20180930094801j:plain

 

いろいろ撮り忘れています。

 

【スパイス以外の材料】

  • サーモン250g(切り身3つぶん)
  • 油大さじ1
  • タマネギ50g(1/4個弱、みじん切り)
  • タマネギ75g(約1/3個、みじん切り)
  • トマト150g(1/2個強、みじん切り)
  • にんにく大きめ1かけ(みじん切り)
  • しょうが(にんにくと同量、みじん切り)
  • 青唐辛子2本(種を取り除いて細かめに刻む)
  • 塩小さじ1/2
  • タマリンド15g(ぬるま湯50ccに浸けておく)
  • ココナッツパウダー大さじ1と1/2

【スパイス:クミン、コリアンダー、マスタード(ホールスパイス)をミルなどでパウダーにする。それ以外は最初からパウダー】

  • クミンシード小さじ1と1/2
  • コリアンダーシード小さじ1/2
  • マスタードシード小さじ1/2
  • ターメリック小さじ1/4
  • カイエンペッパー小さじ1/2
  • ガラムマサラ小さじ1/8

 

作り方

  1. サーモンを並べることができるくらいの鍋に油を熱し、タマネギ50gと塩小さじ1/4を加えて炒める。できるだけ強めの火で写真くらいまで。しっかりめに色をつけています。

    f:id:Curry-Enghi:20180930100302j:plain

  2. 弱火にして、にんにく、しょうが、青唐辛子を加えてまぜる。
  3. タマネギ75g、トマト、塩小さじ1/4を加えて、たまにかきまぜつつ弱中火で20分炒める。ほぼペースト状になる。

    f:id:Curry-Enghi:20180930100528j:plain

  4. 弱火にして、すべてのスパイスを加える。常にかきまぜつつ、弱中火で1分炒める。
  5. お湯に浸けておいたタマリンドを手でしっかりとモミモミし、お湯だけを鍋に加える。まぜてから沸騰させる。ベチョっとなる。
  6. ココナッツパウダーを加えてまぜる。
  7. サーモンを入れて、ペーストをからませる。弱めの火で焼く。途中でひっくり返す。

    f:id:Curry-Enghi:20180930101226j:plain

  8. 食べる。

 

f:id:Curry-Enghi:20180930101331j:plain

 

注意点

  • ドライではありますが、完全に汁気がないわけではありません。ベチョっとした仕上がりを目指します。
  • タマリンド(これで酸味を出す)のエキスをどれだけ出すかによって、酸味の強さが変わります。この料理に関しては、酸味をやや強めに出したいのでしっかりモミモミします。
  • いずれにしても、ペーストの部分にしっかり味が付いていないとおいしくなりません。
  • ジャガリー(なければブラウンシュガーや黒砂糖)を少し加えてもおいしいのはないかと思います(未検証)。

 

日本の食材を使うにあたって考えたこと

  • まず、日本の食材はインドのものより水分が多く、味が弱いという前提があります。そのため、仕上がりがベチャベチャで味が弱いという結果になりがち。
  • しかも、インド料理でよく使うにも関わらず、この条件をしっかり満たしている食材が2つも含まれています。タマネギとトマトです。どうしよう。
  • タマネギ50gをしっかりめに炒めて味を補い、水分を飛ばす。炒めるときに塩を加えることで、さらに水分を飛ばしやすくします。実はレシピどおりの割合で作ると、50gではなく37.5g(つまり、後から加えるタマネギ75gの半量)です。量を増やす、色をつける、水分を飛ばす、で対応。
  • にんにくを少し増やし、旨味を補う。
  • トマトもタマネギと同じく、「量は増やすがしっかり炒めて水分を飛ばす」ことにしました。
  • 要するに、「味を補って水分を出さない」ためにいろいろやってみました。

 

楽しいですね(←ヘンタイ)。

 

では、また書きます。

その他のお魚料理はこちら。

necoturban.com

necoturban.com

necoturban.com

necoturban.com

最新情報をチェックしよう!