マサラチャイ ~ スパイスがきいたインドのミルクティー

インドのスパイス入りミルクティー、マサラチャイの作り方を紹介します。

 

紹介しますと言っても、筆者はあまり紅茶を作り慣れてはいません。「こんなの作ってみました」程度の内容となっております。

 

今回作るマサラチャイの特徴は以下のとおり。

・紅茶の煮出し強め、味もシブめ
・スパイス多め
・砂糖多め(チャイは本来甘い)
 
 
動画版はこちら。

 
 
では、作ります。
 
 

食材

  • 紅茶 20g(アッサムCTCを使用。なければ普通の紅茶でも)
  • お湯 300cc
  • シナモン 1cm×6cm
  • カルダモン 6個
  • クローブ 9本
  • 生姜 8g
  • 牛乳 600cc
  • 砂糖 40g

 

 

作り方

  1. シナモン、カルダモン、クローブを粗めにつぶす。筆者は石臼とミルを併用しました。面倒なら包丁の腹で軽くつぶす、またはつぶさずにそのままの形でも構いません。
  2. 生姜を粗くつぶす。または包丁でスライスする。
  3. 鍋にお湯を沸かし、つぶしたスパイスと生姜を加える。2分煮出す。
  4. 紅茶を加える。茶葉が対流する状態をキープしつつ、1分煮出す。
  5. 牛乳を加える。再度沸騰させ、砂糖を加える。茶葉が対流する状態をキープしつつ、3分煮る。
  6. 3分経過したら、「吹きこぼれる直前まで加熱→鍋を火から離して落ち着かせる」を3回繰り返す。
  7. 濾す。
  8. 飲む。

 

 

スパイスの香りと甘味が強く、ややシブめの味になります。クッキーなどと相性良し。

 

 

最後に3回繰り返す儀式について

誰に訊いてもはっきりしたことは分からないのですが、「加熱殺菌のため」というのが定説だそうです。確かにインドの食料品の衛生状態を考えると、そうなのかもしれません。しかし、そうだとしたら、日本で作る際には必要のない手順だということになります。筆者も「儀式あり」と「儀式なし」を両方試してみましたが、はっきり言って味の違いがまったく分かりませんでした。なお、「茶葉を躍らせるため」という見解もあります。

 

 

食材について

  • 茶葉は「アッサムCTC」を使用しています。「CTC」とは、「Crush,Tear,Curl(砕いて、裂いて、丸める)」を意味します。チャイに適した茶葉と言われています。すでにCTCではない普通の茶葉をお持ちの方は、そちらを使ってもいいと思います。
  • ブラックペッパーやメースを使う作り方もあるようです。

 

では、また書きます。

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