南インドのヨーグルト・ココナッツサラダ、パチャディ Pachadi を紹介します。
簡単に説明すると、
- 削ったココナッツ、ヨーグルト、マスタードで作ったペーストと
- 野菜やフルーツ
をまぜて作ります。
超手抜きな説明です。
今回はオクラで作ります。
材料
- オクラ150g(可食部、約20本、1cm幅輪切り)
- しょうが(みじん切り)小さじ1
- ココナッツオイル大さじ1/2(なければサラダ油)
- レモン汁小さじ2
【以下をミキサーでペーストにする】
- ココナッツファイン150cc
- ココナッツパウダー50cc(ココナッツミルク用の粉)
- ヨーグルト200cc
- マスタード小さじ1/2をつぶしたもの(これを省略して、後述のテンパリング用マスタードを小さじ1/2にしてもいいと思います)
- 塩小さじ1/3
- 青唐辛子1/2本(なければ、ししとう)
【テンパリング用】
- ココナッツオイル大さじ1/2(なければサラダ油)
- マスタード小さじ1/4
- タカノツメ1本
- カレーリーフ7、8枚
- ターメリック小さじ1/8
作り方
- フライパンにココナッツオイル大さじ1/2を熱し、しょうが、オクラを入れて炒める。生の硬さではないけど、しんなりしているわけでもないくらい。
- 火を止めて、粗熱がとれたらココナッツペーストを加えてまぜる。
- 【テンパリング】をする。別のフライパンにココナッツオイル、マスタードを入れて中火で加熱する。マスタードが弾け始めたら、タカノツメを加え、さらにカレーリーフ、ターメリックを加えて、数秒ジャカジャカと揺する。中身をオイルごと、オクラのフライパンに入れる。
- レモン汁を加える。
- 食べる。
ぽってり気味な仕上がりになります。
注意点
- 筆者はパチャディがあまり好きではありません。だから、あまり気乗りしない状態で作りました。気を付けてください。
- オクラは軽く炒める程度にしておきます。食感を残したほうがおいしいです。
- 単純なだけに突き詰めていくと難しそうな料理です。具材とペーストの比率、具材への火の通し方、ヨーグルトとココナッツの比率、ペーストをどこまで滑らかにするか、マスタードはどんだけ入れるのか…お好みでいろいろ変えることができそうな要素が多いです。
- が、おそらくこの料理は、ヨーグルトの酸味、ココナッツの甘味、つぶしたマスタードの香りと辛味、テンパリングしたマスタード、カレーリーフの香ばしさ、でおいしくなるものだと思います。その点を踏まえてバランス調整する必要がありそうです。
- タカノツメのこと書いてなかった。ごめんな、タカノツメ。
食材について
- パイナップルで作ってもおいしいです。でも、その場合はまた少し作り方が変わってきそうです。いつかやります、いつか。
- これと同じ作り方で、ズッキーニ・パチャディも作れると思います。
- ヨーグルト+ココナッツ=400ccで作っていますが、割合や分量はお好みで変えてもOKです。ヨーグルトが多いほど、またペーストの挽き方が粗いほど、仕上がりはゆるくなると予想します。
- マスタード→ペーストに加えずに、テンパリングにのみ使用するというパターンもあります。「石臼がない&ミキサーの性能が低い」という場合、マスタードがペーストの中に馴染みにくい(つぶれない)ので、この作り方のほうがいいかもしれません。
- ターメリックは省略しても少し増やしても構いません。単なる色づけとして使っています。色をつけるなら、もう少し増やしたほうがいいかも…。
単純なだけに、かなりいろいろな作り方があります。
適当にやりましょう。
では、また書きます。
他の副菜系メニューがこちら。