「視点を売ること」と「料理」 ~ しるし書店、やってみる

みなさん、こんにちは。

筆者です。

 

突然ですが、しるし書店に出店することにしました。

 

結論から書くと、しるし書店のコンセプトが料理にも適用できるのではないか、と考えたためです。

 

しるし書店とは

簡単に説明すると、持ち主の書き込みなどがある古本を売買するためのアプリです。

キンコン・西野亮廣さん考案。

https://markingbooks.otogimachi.jp/guidelines/about

 

そんなもん売れるんかいな、と思ってしまいますが、実際に売れているようで、高いものだと、3万円で売れたものもあるんだそうです。

 

「視点を売る」というコンセプト

しるし書店で売るのは、「視点」という付加価値です。

 

その本の持ち主がどの部分に着目し、どのように考えたか。

それが付加価値となります。

 

例えば、自分の好きなタレントや著名な実業家が書き込みした本だったら、欲しいと思う人は多いでしょうね。

 

芸術分野と相性が良さそう

さらに、この「視点を売る」というコンセプトを拡大していくと、

  • 著名な演奏家が書き込みをした楽譜
  • 人気俳優が書き込みをした台本

などはバカ売れ必至。

 

有名人でなくても、ある分野において「自分より少しレベルの高い」という人の書き込みは参考になる部分が多いのではないかと思います。

 

演奏や演技…何かを作り上げる過程やその意図に意味があり、価値があります。

 

料理もイケるんじゃね?

とすると、料理にも「視点を売る」というコンセプトを持ち込めるのではないか、と思うのです。

 

例えば、レシピを作り上げる過程。

  • イメージどおりの仕上がりを実現するために、どこをどう変えるのか
  • なぜそこに着目したのか
  • なぜその分量にしたのか
  • なぜその火加減なのか
  • 結果はどうなったか
  • それを受けて、さらにどう作り方を変えたのか(以下、繰り返し)

 

つまり、レシピのレシピ。

 

レシピを売ることは多々ありますが、レシピを作る過程を晒している人はほとんどいません。しかし、作り手としてある程度の信用がある人のものであれば、需要はありそうです。

 

本という形をとるかどうかはともかく、「視点を売る」というコンセプトは拝借できるのでは、と感じています。

 

ということで、出店しました。

 

今のところ料理とは無関係な内容ですが、しるし書店のコンセプトに触れてみます。

 

では、また書きます。

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