インドには小麦粉から作られるパン類がいろいろあります。
ケララ・パロタ Kerala Paratha もそのひとつです。
今回はケララ・パロタの紹介と筆者の失敗記録をお届けします。
まず、筆者が経験した範囲内でケララ・パロタの特徴を挙げてみます。
- うずまき状
- デニッシュのような層状
- さっくり、むっちり
よく分かりませんね。
とにかくおいしいです。
数年前にケララ州・コーチンのグランドホテルでチャパティをオーダーしたところ、ウェイターが「こっちのほうがおいしいよ」と主張してきました(インドでは結構ありがち、こういうの好きです笑)。
それが筆者とケララ・パロタの出会いでした…
というと良い話なのですが、そのときは前日にケララ・パロタを食べていたので、ウェイターの提案は却下して、チャパティを食べました。
ケララ・パロタ、実際にはこんな感じ
まずはコーチンの超人気店、パラゴン Paragon のケララ・パロタ。なんかすごい形です。ベラベラ、むっちり。グランドホテルのパロタも似たような感じです。
つづいて、コーチン国際空港の出発ゲート付近にあるCurry Tree という店のケララ・パロタ。こちらは簡易版という印象ですが、しっかり層状になっています。
最後に関西で定期開催されている食事会「グルコバ」でのケララ・パロタ。筆者もこれくらい焼けるようになりたい…。
素人が作った汚いケララ・パロタ
失敗の記録であってレシピではないので、そのまま真似するのはおすすめしません。じゃあ、なんで書いてんだって話ではありますね。
でも、止めても無駄です。
書きます。
1.こねる
- 中力粉200g
- 牛乳130cc
- 砂糖小さじ1
- 塩小さじ1
以上をコネコネして、2時間置いておきます。
2.わける
生地を3等分してまるめ、油をぬりぬりします。さらに、油につけて30分放置。
3.のばす
生地を手で広げ、さらにペシペシと台に打ち付けてのばします。洗濯物をペシペシする要領です。なんか楽しいので、調子に乗ってペシペシしていると、下の写真のように生地が破れます。
たぶん、ここで均一に薄く伸ばすことが大事なんでしょうね…。
4.うずまき状にする
伸ばした生地を端から扇子のように折り畳んでいくと、生地がひも状になります。それをグルグルうずまき状に巻く。ここでも油を塗ります。油攻め。どうでもいいですが、成形が汚くてあまりおいしくできそうには見えません。
5.のばして焼く
生地を手のひらで伸ばして焼きます。ここまでがあまりうまくいっていないので、写真の撮り方がいつにも増して雑になっています。筆者は手先が大変不器用なので、こういう作業は苦手です。
焼きあがり。ダメですな。穴があいてるし。
- 生地の厚さが均一じゃない(ここ重要かも)
- 後から気付きましたが、薄く伸ばせばいいってもんでもないような…。ペラペラすぎると、層状にならないような気もします。
うずまき状にするまでの成形の仕方が雑なのが一番の原因かもしれません。あとは、作業スペースの確保が意外と重要かも…。
では、また書きます。
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