トマトとスパイスを使った炊き込みごはん「トマト・プラオ」を紹介します。
簡単に特徴を挙げておきます。
- トマトを使ったマサラをベースにする
- 生米から炊き込む
- サフランは使わない
- 香菜を大量にぶっこむ(筆者の嗜好)
インド料理界隈では、「ビリヤニとプラオの違いは?」という質問が多いそうですが、はっきりした区別は難しいようです。
筆者はあまり詳しくはないので、概要を知りたい方はこちらのリンクを参照してください。
https://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/68325660.html
では、作ります。
材料(2〜3食分)
【スパイス以外の材料】
- バスマティライス170g(1時間浸水した後、水を切っておく)
- ギー大さじ2(なければバター)
- タマネギ100g(繊維を断ち切る方向にスライス)
- にんにく大さじ1(やや細かめにつぶす)
- 青唐辛子1本(種と取り除いて細かく刻む)(なければ、ししとう)
- しょうが小さじ1(やや細かめにつぶす)
- トマト220g(中1個、みじん切り)
- 塩小さじ1と1/2
- 香菜(ざくざく刻んで)100cc
【ホールスパイス】
- カルダモン2個
- クローブ2本
- シナモン1cm×5cm
- メース小さじ1
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1/4
【トッピング用】
- カシューナッツ大さじ1
- レーズン大さじ1
- タマネギ50g(繊維に沿った方向にスライス)
- ギー小さじ1(なければバター)
- 揚げ油適量
早くもめんどくさそうな空気が漂ってきました。
作り方
【トッピングを準備する】
- フライパンにギー小さじ1を入れて加熱。カシューナッツを加えて炒める。カシューナッツを器などに移し、同じフライパンでレーズンを炒める。レーズンをカシューナッツの器に移す。
- 適量の揚げ油(あまり多くは必要ないはず)でタマネギを揚げる。最初は強火。タマネギのかさが減ってくるので、徐々に火を弱める。余熱でも色が付くので、もう少し色を付けたい、くらいのタイミングで上げる。
【米を炊きこむ】
- 鍋にギー大さじ2、ホールスパイスを入れて中火で加熱する。カルダモンやクローブがふくらんでいい香りがしてくるまで。
- タマネギ100gを加えて炒める。できるだけ強火で、写真くらいまで。
- 弱火にして、にんにく、青唐辛子を加える。弱中火で2分程度炒める。
- しょうがを加えてまぜる。
- トマト、ターメリック、塩を加える。弱中火でトマトが崩れるまで炒める。
- 水を切ったバスマティライスを加えて、5分炒める。1分炒める→上下を返して広げる→1分炒める…の繰り返しで、極力米粒をいじらないようにする。
- 熱湯190ccを加え、蓋をして弱中火で炊く。7~8分。
- 上下を返して蒸らす。
- 香菜を加えてまぜる。
- トッピングをのせる。
- 食べる。
注意点
- バスマティライスは粒が細長く崩れやすいので、扱いには注意。
- 筆者が使った鍋は蓋に蒸気口が付いている、ごく普通の鍋です。密閉性の高い鍋を使用する場合、より少ない水分量で炊き込むことになります(未検証)。
- 炊き上がったときにベチャついているようなら、いったんボールなどに上下逆になるようにライスをぶちまけて置いておきましょう。ベチャつきがかなり緩和されます。
- というか、炊飯器で炊くのが一番簡単だと思います(これも未検証)。
食材について
- トマトは、できるだけ熟しているものを使います。
- 青唐辛子を細かく刻むと、出来上がりが結構辛くなります。辛味を抑えたいなら、刻まずに縦に切れ目を入れるだけにしておけばいいと思います。
やっぱり炊飯器だな…(笑)。
では、また書きます。
米料理関係はこちら。