いきなりのB級宣言から始まりました。
今回ご紹介するのはコーチン市内になるチェティナード料理のお店です。
チェティナード料理…
筆者にとってはあまり縁のなかった…というか、ほぼ未知の領域です。
簡単に調べてみたところ、
チェティナードというのはもともと南インドの一地域の名前だそうで、チェティナード料理はインドの中で最もスパイシーで香りが高いと言われているそうです。
ただ、実際にその地域へ行った方のブログを読んでみると、「そんなに単純なものでもなかった」というお話もありました。
筆者もそうですし、ここまで読んでくれた読者の方もそうだと思いますが、「要するに、よく分からない」ということがよく分かったということにして、次に進みます。
巨大ショッピングモールの中にあります
分からないことを分かることが分かることへの第一歩です。
言い訳はこのくらいにしておいて…
数年前にコーチンにできた巨大ショッピングモール、LuLu Mall ルル・モール。
昨年、そのルル・モールの中にチェティナード料理店ができました。
その事実は知っていましたが、昨年は胃袋の容量が足りなかったため行けず。
満を持して夜のルル・モールに突撃します。
筆者と同じく、ルル・モールに吸い込まれていく人々。
吸い込み口。
多くのインド人と若干名の日本人が吸い込まれていきます。
中に入ると、こんな感じ。
日本でもなかなかお目にかかれない規模のモールです。
こちらが目的のお店。Anjappar…何て読むんでしょうね?
あんじゃぱー?あんじゃぱる?
響きとしては「あんじゃぱー」が面白いですね。北斗の拳みたいです。
「お前はもう死んでいる」
「は?何を言ってやが…あ、あんじゃぱーーー!!」
って感じでしょうか。
筆者が写真を撮るタイミングで母子が振り向いてくれました。どうやらお父さんが筆者の背後にいたようです。今日もモザイクが大活躍です。
入店。店内は家族連れが多い印象。
かなり規模の大きいチェーン店のようです。分かりづらいですが、チェンナイだけでもかなりの店舗数ですね。ファミレス的位置付けでしょうか?
まずはスープ。Mutton Nenjellumbu Soup。Mutton Rib Bone で作るスープらしい。骨とか葉っぱとか青唐辛子とかいろいろ入っていました。
誰が提案したのか、ここからはチキン祭りです。
Chicken Lolly Pop チキン・ロリ・ポップ
日本のお弁当に入っていても違和感のないビジュアルですが、しっかりスパイシーです。
Chicken Tikka チキン・ティッカ。
緑です。おそらくミントやコリアンダーを使用しているせいだと思います。脂っぽくはないけどパサパサでもない。インドのチキンはおいしいです。
Nattu Kozhi Biriyani チキンフライのビリヤニ
スパイシーなごはんの中からチキンが出てきます。
Tandoori Chicken Biriyani タンドリーチキン・ビリヤニ
スパイシーなごはんの中からタンドリーチキンが出てきます。
この2つのビリヤニ…おそらくライスの部分は同じです。
あらかじめ用意されているスパイシー味付けごはんに、トッピング的にチキンフライやタンドリーチキンを後から付けているだけ。
とんだB級ビリヤニです。
でも、これはこれでおいしいです。
「おいしい」は正義(笑)。
Nanari Sarbath よく分かりませんが、Nanariという根から作るシロップが使われている?のかな??浮いている粒はたぶんバジルシードではないかと思います。
これは当たり。
隣のテーブルのおじさんが「それはカスカスだよ」と教えてくれましたが、「カスカス」というのがこのジュースを指すのか、バジルシードを指すのか…やはりよく分かりません。
…にしても、インドでは赤の他人と会話することの精神的ハードルが日本よりもずっと低いですね。
ごちそうさまでした…うぷっ。
正直なところ、同じルル・モール内にあるParagonのほうがおいしいと思います。こちらは半分B級な印象です。
妙にB級グルメを食べたい…そんな気分のときにおすすめ。
同じモール内にあるParagon の紹介記事はこちら。
微妙なおすすめで終了。
では、また書きます。
以下、マニア向けにメニュー写真です。