ケララ州コーチンにある高級ホテル、Brunton Boatyard のレストランのご紹介です。
例によって、宿泊すると1泊ウン万円レベルのホテルですが、宿泊客でなくてもレストランを利用することはできます。
こちらのホテルは以前にご紹介したCoconut Lagoon と同じく、CGH Earth というグループが経営しています。
高級ホテルというと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、こちらのホテルは接客が丁寧でいてフレンドリー。いまだにCGHのホテルなどでストレスを感じた経験がありません。
インドにいることを忘れさせてくれる空間がここにはあります。
…って、あかんやろ!
インド料理のためにケララに来ていることを忘れていました。
もともとは造船所だったのです
このホテル、その名のとおり元は造船所の建物だったそうです。
エントランスにはでっかいオールみたいな物体が…。お船のパーツでしょうか。
ロビーはこんな感じ。もはや「ロビー」って感じでもない。
中庭。
錨が置いてあります。
レストランは2階へ
飲食できる場所はホテル内に2箇所ありますが、今回は2階にある「History」というレストランを紹介します。
料理の写真だけですが…
まずジンジャーライム。その名のとおりジンジャーが利いたライムジュース。
スイカジュース。インドにもスイカはあります。ほぼ日本のものと同じ味です。
ラッサム3種。グリーンマンゴー、トマト、レモン。
どうやって作るんでしょうか。
Vypeen Crab Soup
Crabの味と香りが素晴らしい。ニオイだけでパンを食べれそうです。
Brunton Boatyard に来たらマストな一品。
Meen Moilee
モイリー、モーリー、モーレなどいろんな呼び方を聞きます。ケララの代表的料理のひとつ。ココナッツミルク、カレーリーフ、シーフード。その土地で当たり前に手に入るものを使ってシンプルに仕上げる…日本における魚の煮付けに通じるものを感じます。いつかMoileeもこのブログでご紹介したい!
横に付いてるのはappamです。米の粉、ココナッツミルクで作るクレープみたいなもの。おいしいappamは、外側パリサク、真ん中ふっくら、です。
Duck Pot Roast
ダックのロースト。って、そのまんま。
Pork Roast
豚肉のロースト。またしても、そのまんまな説明。
豚肉が出てくるのはケララがクリスチャンの多い地域だから、というのもあるでしょうが、ここが外国人観光客向けのホテルだから、という事情もありそうです。
色づかいがビミョーな盛り付けです。
Vattalappam
Jaggery(椰子から作る精製されていない砂糖)とココナッツミルクで作るプリンみたいなデザート。以前にご紹介したCoconut Lagoon でも食べましたが、こっちのほうがやや食感がしっかりしており、甘さ控えめ(あくまでCoconut Lagoon と比べてという意味で、やはりインディアンスイーツの甘さです笑)。
モノのわりに値段はさほどでもない
いま確認できる範囲ですが、ラッサム3種は300ルピー、Crab Soup は400ルピーでした。2018年4月現在、1ルピーは約1.6円なので…日本で言うところの「高級レストラン」というほどの値段にはならないですね。
接客も丁寧さと適度な緩さを兼ね備えているので、快適にリラックスして過ごせます。
以前にはヨーロッパの方なのか、おにいさんが1人でフラっと入ってきて、サクっと食べて出て行きました。こんなとこに外国人1人で来るとは、かなりのグルメと見た!
そんなことができてしまう雰囲気がある…ということですね。
実は、私も一度だけ1人で入ったことがあります。なにげに「私はかなりのグルメだ」と自己申告したことになっています。
同じグループが経営するリゾート施設のご紹介はこちら。
では、また書きます。