スパイシーなケララ風ナスの炒め物を紹介します。
マスタードとフェンネルをベースに、アクセントとして粗く砕いたブラックペッパーを最後に加えます。
カレーの副菜として、また酒のつまみとしておすすめです。
…おつまみネタが多いですね、最近(筆者は呑まないけど、おつまみ系のメニューは好きなのです)。
では、作ります。
材料(副菜として3~4食分)
【スパイス以外の材料】
- ナス400g、大きめ3本(縦長に切る。写真参照)
- ココナッツオイル大さじ2と1/2(なければサラダ油)
- カレーリーフ10枚くらい(なければ省略)
- にんにく1かけ(細かめにつぶす)
- タマネギ100g、中1/2個(繊維を断ち切る方向にスライス)
- ココナッツシュレッド大さじ3(なければ、ココナッツファイン)
- 塩小さじ3/4
【ホールスパイス】
- マスタード小さじ1/2
- フェンネル小さじ1/2
- タカノツメ1本
- ブラックペッパー小さじ1/2(粗く砕く)
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1/4
- カイエンペッパー小さじ1/4
作り方
広めの鍋にココナッツオイル、マスタードを入れて、中火で加熱する。マスタードが弾け始めたら、フェンネル、タカノツメを加える。
- 弱火にして、カレーリーフ、にんにくを加えて軽くまぜる。
- タマネギを加える。タマネギがしんなりしてきたら、ココナッツシュレッドを加える(写真はココナッツシュレッドを加えた直後)。
- 強めの火でタマネギがやや色づくまで炒める(写真くらいまで)。
- 弱火にして、パウダースパイスと塩を加える。弱中火でかきまぜながら1分炒める。
- ナスを加えてまぜる。水大さじ1を加えて、蓋をして炒め蒸しにする(写真は炒め始めの状態)。
- お好みの柔らかさになったら火を止めて、ブラックペッパーを加えてまぜる。あまり柔らかくせず、食感を残すのがおすすめ。
- お好みで刻んだ香菜(分量外)をちらす。
- 食べる。
ココナッツの甘い香りがしつつ、ペッパーでパンチが利いている、なんかすごくケララっぽい香りの料理です。
注意点
- できあがりのイメージは、「香ばしいタマネギたちがネッチョリとナスに絡まる」感じです。
- なのですが、ベチャベチャにしてはいけません。できるだけ水を加えずに、ナスに焼き色をつけつつ火を通します。食感を残すように仕上げるのがおすすめです。
食材について
- 最初はココナッツファインで作っていましたが、ココナッツシュレッドのほうが相性がいいです。シュレッドがなければ、ファインでOK。
- カリフラワーでも作れるのではないかと思います。他にも、インゲン、にんじん(←嫌いなので自分で使うことはないが)、パプリカなど、複数の野菜をまぜてもイケそうです。
- 意外とキノコで作ってもおいしいのではないか、いま閃きました。今度やってみよう。水分が多く出そうではあります。
- レシピ記載のスパイスの中では、フェンネルがやや入手しづらいです。ない場合はフェンネルを省略し、マスタードを小さじ1にすればいいと思います。
- ケララの飲食店で「タマネギとココナッツを香ばしく炒めてペッパーをガツンと利かせる料理」をよく見ます。現地ではタマネギではなくエシャロット(根らっきょうではない)、ドライココナッツではなく生のココナッツが使われます。野菜よりは肉やシーフードを使った料理でよく見るパターン。
では、また書きます。
他のおつまみ系メニューはこちら。