簡単に作れるオクラの炒め物を紹介します。
インドでもオクラはメジャーな野菜で、カレーや炒め物に使われているのをよく見かけます。
筆者が年1回訪れている南インド・ケララ州では Vendakka と呼ばれています。Okra オクラという英語で表記されていることも多いです。
…Okraって英語なんですね~。
知りませんでした(笑)。
今回紹介する料理は、たぶんビールに合います。「たぶん」というのは、筆者が酒を呑まないからです。
又聞きと推測でこのブログはできています。
材料(副菜として3食分)
スパイス以外の材料
- オクラ24本(1cm幅に斜めスライス)
- ココナッツオイル大さじ1と1/2(なければサラダ油で)
- カレーリーフ10枚くらい(なければ省略)
- タマネギ50g、中1/4個(繊維を断ち切る方向にスライス)
- にんにく1かけ(やや細かめにつぶす)
- 塩小さじ1/2
ホールスパイス
- マスタードシード小さじ1
- タカノツメ1本
パウダースパイス
- ターメリック小さじ1/2
- ブラックペッパー小さじ1/2
作り方
- フライパンにココナッツオイル、ホールスパイスを入れ、中火で加熱する。
- マスタードが弾け始めたら、弱火にしてカレーリーフを加え、フライパンを10秒程度揺すって香りを出す。
- にんにく、タマネギを加える。できるだけ強めの火でやや色づくまで炒める(写真参照。光の加減で実際よりも色がやや薄く見えています)。
- オクラを加えてまぜる。
- 弱火のままパウダースパイスを加えてまぜる。写真はオクラを炒め始める時点。
- 蓋をして中火で炒める。焼き目がついたら、軽くまぜて再度蓋をして炒める。
- 塩を加えてまぜる。
- 食べる。
こんがり焼き目がついて香ばしい仕上がりになります。
粘りけ撲滅作戦
オクラの粘りけを極力出さずにパラリと仕上げます。
ネットで検索してみましたが、「いかに粘りけを出すか」という情報しか出て来ませんでした。日本人は粘りけ好きなんですね…。
以下、粘りけを撲滅するための策。
- オクラを洗った後に、クッキングペーパーなどで丁寧に水気を拭き取る。
- まな板の上の水分も丁寧に取り除く。
- オクラを炒めるときにまぜる回数を少なくする。まぜながら炒めない。
- 弱火でチンタラ炒めない。
- 塩は最後に加える。塩を加えるとオクラから水分が出やすくなるため、粘りけが出やすい。
注意点
- ややしっかりめに焼き目をつけて、香ばしい仕上がりを目指します。オクラを炒めるときは極力まぜないように。焦がすのを怖がらずに、ガチっと焼き目をつけましょう。
- でも、焦がさないように。
食材について
- オクラ→このレシピでは斜めにスライスしていますが、垂直に切っても構いません。食感が違ってくるだけなので、お好みで。
- ココナッツオイル→真夏以外は固まっていることが多いです。その場合は、湯煎してから使います(すぐに溶ける)。
とにかく酒に合いそうな料理です。
では、また書きます。
その他、おつまみになりそうなメニューはこちら。