ヨーグルトとココナッツで作る南インドのベジタリアン料理、「パチャディ」を紹介します。
このブログでパチャディを紹介するのはまだ2回目です。わりと定番メニューなのですが、筆者があまり好きではないから、というのもありまして…。
ということで、今回は徹底的に自分の好みに合わせてみました。
全体的に刺激少なめにしてあります。
では、作ります。
材料(副菜として4食分)
【材料1】
- カボチャ250g(可食部)(ところどころ皮をむき、2cm角に切る)
- しょうが(みじん切り)小さじ1
- 青唐辛子1本(種を取り除いて、みじん切り)
- 水50cc
- 塩小さじ1/2
- レモン汁大さじ1
【ココナッツペースト用材料、以下をミキサーでペーストにする】
- ココナッツファイン170cc
- ココナッツパウダー30cc(なければ省略し、ココナッツファインを200ccに)
- ヨーグルト200cc
- マスタードシード小さじ1/2(ミルなどで挽いておく)
【テンパリング用材料】
- ココナッツオイル大さじ1(なければサラダ油)
- マスタードシード小さじ1/2
- タカノツメ1本
- カレーリーフ7、8枚
作り方
- 広めの鍋にカボチャ、しょうが、青唐辛子、水を入れ、蓋をして中火→弱火でカボチャが柔らかくなるまで加熱する。焦げ付きそうなら、適宜水を足す。入れすぎ注意。
- 火を止めて、カボチャを粗くつぶす。完全にペースト状にせず、ところどころ食感を残す。
- ココナッツペースト、塩、レモン汁を加えてまぜる。
- テンパリングをする。フライパンにココナッツオイル、マスタードシード、タカノツメを入れて、中火で加熱する。マスタードが弾け始めたら、カレーリーフを加えて10秒くらいフライパンを揺すり、香りを移す。油ごとカボチャの鍋に加える。
- 食べる。
ココナッツの甘味、ヨーグルトとレモンの酸味、テンパリングの香ばしさが合わさった出来上がりになります。
注意点
- カボチャを煮るときに水を入れすぎないこと。足りないときも様子を見つつ、チマチマ入れましょう。最終的に鍋底に水が残っている必要はありません。
- レモン汁の量はお好みで調整して構いませんが、ある程度酸味が利いていないとおいしくなりません。
食材について
- カボチャを使うのが一般的かは分かりません。パチャディの定番というと、パイナップルやオクラでしょうか。
- ココナッツパウダー→本来はココナッツミルクを作るためのパウダーです。
- 別バージョンとして、サワークリームを加えるという手もあります。その場合、ペーストを作る際のヨーグルトを150ccに減らし、サワークリームを50cc加えます。数年前にインドで食べたサワーテイストのカボチャ料理(下の写真のヤツ)をイメージしたもの。これはこれでイケる。
- インドのヨーグルトを家庭で作れる種菌が売られています。こちらの種菌から作ったヨーグルトを使用しました。市販のものより断然おいしくておすすめです。通販サイトのリンクを下に貼っておきました。
では、また書きます。
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