コーチンにある安くておいしいベジタリアンレストランのご紹介です。
インドは国民の半数がベジタリアンというベジ大国…
食材、レストラン、機内食など、あらゆる状況で「ベジ」と「ノンベジ」が区別されます。
レストランもだいたい看板で「ベジ」向けか「ノンベジ」向けかが分かるようになっています。
ほれ、こんな感じだ。
到着しました
お店の名前は「スリ・クリシュナ・イン」。
朝8時から営業しています。
筆者が常宿にしているGrand Hotel、ディナーやランチはおいしいのですが、宿泊者向けの朝食はサッパリなのです。
なので、ホテルから徒歩5分くらいで来れるこの店で朝食を食べることがあります。
幸いこの日は曇天だったおかげで、さほど暑い思いをせずに到着できました。
普通の家のような外観です。
エントランス。
ちなみに、エアコンなし。だから昼には来たくない(笑)。
店内。変わった絵が飾ってあります。
他にもお客さんがいたので、このくらいの範囲でしか撮れませんでした。
そろそろ料理の写真が来ると思わせておいて、筆者の腕。
蚊という生命の繁栄に貢献した証です。「アガペー」とも言うよな(←これも嘘)。
腕よりも料理を見せろ
という読者の声が聞こえてきそうです。
(でも、まだ引っ張る)
こちらのレストランではティファンがおすすめです。
Tiffin ティファンというのは南インドの軽食を指します。
これ以上引っ張ると読者が帰ってしまいそうなので、ぼちぼち食べ物の写真をば…。
Rava Dosa ラバ・ドーサ。約150円。
後ろの小さい器は左からオニオン・チャトニ、ココナッツ・チャトニ、サンバル。これらをドーサにつけながら食べます。サンバルはおかわりできるようでした。
Rava ラバはセモリナ粉のことです。
筆者の記事も基本的にシャバシャバですが、ラバドーサの生地もシャバシャバです。
その生地を鉄板に薄く広げて焼きます。上の写真のものはペラペラ大きめに焼いておいて、後から折り重ねているのではないかと思います。ブラックペッパー、カレーリーフ、青唐辛子入り。
サンバルは南インドの野菜入り豆カレー。
このサンバルはやや甘め、ゆるめ。
もしかするとティファン用のサンバルなのかもしれません。
お会計。
インドではテーブル会計です。
瓶に入っているのはフェンネルシュガー。フェンネルというスパイスを砂糖でコーティングしたもので、食後のお口直し的存在です。
インドのレストランでのお会計手順
慣れないうちは挙動不審になります。
回転寿司ならタッチパネルの「会計」をタップすれば店員が来ますが、ここでは直接ウェイターを呼ばねばなりません。
こういうときに便利なジェスチャーがあります。
右手で左手の手のひらに文字を書くジェスチャー…これだけで「お会計お願いします」という意味になります。どのランクのレストランでも使えます。
次に支払い。
会計が120ルピーだったとして、150ルピーを渡します。
ウェイター、それを持って行く。
おつり30ルピーを持って来る。
このおつりにはウェイターさんのチップが含まれますので、全部を取らずに一部置いていきます。例えば、30ルピーのおつりから20ルピー財布に入れると、テーブルの上には10ルピーが残ります。これがチップ。
ピッタリで払った場合は、レシートを受け取った後に別途チップを置いて席を立つ…という感じです。
日本人がチップという仕組みに対応しづらいのは、日本ではサービスが均一化されすぎていて、それを提供している人間の存在が希薄になっているためだと筆者は思っています。
「チップと日本人」というのはいつか詳しく書きたいテーマですが、長くなりそうなので今日はやめておきます(笑)。
帰り道。
ケララの景色は緑豊かで美しいですね。
これまたケララではよく見る光景。
露店でココナッツを売っています。
以上、この日の爆食ツアーのプロローグでした。
では、また書きます。
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