Dhungarという技法 ~ インド料理オタクは火付けができない

「ダイヤモンドは砕けない」みたいなタイトルです。

 

Dhungarというのがあるらしい。

 

インドに。

 

調理法らしい。

 

少しでも関心のあることはまずやってみることが大切、と言うた手前、やるしかないだろうということで早速挑戦することにしました。

そんなことを言ってた記事はこちら。

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Dhungarグッズを調達してきた

説明が遅れましたが、「ドゥンガー」って読みます、たぶん、おそらく。

似たような名前のサッカー選手がいたような気もします。

f:id:Curry-Enghi:20180422201720j:plain

 

Dhungarというのは炭を使って燻香を付ける技法のようです。私自身もよく分からないまま始めています。

 

例えば、カレーにこの技法を使うとしたら、こうなるのかいな?

 
  ______ フタ _______
 |       煙       |
 |       ↑       |
 |____| 炭とギー |___| 
 |       |__器___|   |
 |               |
 |    カレー   カレー  カレー   |       
 |_______________ |

 

ビジュアル的センスのなさが滲み出ています。

要はカレーが入った鍋に炭を入れた小さい器を浮かべて、鍋の蓋をして、香りを付けるということかなぁ?

 

アウトドア関係の知識を持っている方であれば、この説明と上の写真からどのような結末を迎えたか見当がつくのではないでしょうか。

 

作戦を考える必要があるな

ということで、いろいろ練りました。

食べ物以外を練るのは久しぶりです。

 

  1. ウチの熱源はガスではなくIH。
  2. すなわち、炭に着火するための何かが必要。
  3. チャッカマン的なものを入手。
  4. 屋外で着火しなければならない。
  5. ウチは賃貸なのでベランダで着火しなければならない。
  6. 近隣住民のみなさんにバレないように着火しなければならない。
  7. 特に大家さんにはバレないようにしなければならない。
  8. 保険に加入したほうがいいだろうか。
  9. アルミホイルとか念のための水とかを準備する。
  10. 被験体Pを準備する。こちらが被験体。

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被験体Pこと、ポークビンダルー。

すごくおいしくできてしまいました。

この鍋に豚さんの命が入っているのかと思うと、否が応にもプレッシャーが高まります。ポークビンダルーのレシピはこちら。

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その程度で燃えるものですか!

軟弱者!!

 

どうやらパッションが足りなかったようです。熱量不足。

 

炭というのは、この程度の火力で火が付くものではないんですね。初めて知りました。

 

カセットコンロに使うガスボンベにノズルが付いたような、もっと強力なヤツがあるそうで…しかも、ノズルの形が丸型よりアヒル口型がいいらしい。1~2分で炭に着火できるんだそうです。

 

アウトドア愛好者からすると当たり前な知識なんでしょうね。

 

ってことは、私とは逆に、インド料理を作ることができなくても炭の火付けは簡単にできてしまう人もいるんでしょうね。

 

やっぱりそれぞれの人間が自分の得意なことをするほうが幸せになれそうな気がします。自分の長所を活かして、しかも周りの人に貢献できる。働くことの本来的意義もこれだと思います。

 

あやうく言い訳で終わるところだった

大人の事情で第1話を最終回にしてしまうところでした。

 

もう一度ホームセンターへ行ってゴリゴリ燃やせるヤツを買ってきてやる。

絶対に燃やしてやる。

明日ヤってやる。

 

それにしても、焼き鳥屋とかでバイトしてたら、職場でDhungarし放題ではないですか。自分で火を付けなくてもいいですし。

 

ハローワークに求人出てないだろうか。

「長期歓迎・交通費支給・制服支給・Dhungarし放題」みたいなヤツ。

 

アホな話はともかく、もう一度挑戦してみます。

 

では、また書きます。

Dhungar第2回の記事はこちら。うまくいったよ。

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