- スパイシーなインドの唐揚げ、チキン65(ちきん・しっくすてぃーふぁいぶ)を紹介します。
 
名前の由来は諸説あり、
- 1965年に南インド・チェンナイで考案された
 - 1965年にインド軍兵士用のメニューとして開発された
 - 65種類の唐辛子を使っている
 
などなど(ウィキペディアより一部抜粋)。
いろんな説がありますが、とりあえず言えることは
「総じてウソくさい」
ということです。
気を取り直して、料理の特徴を簡単に説明します。
- スパイスとヨーグルトでマリネした鶏肉の唐揚げ
 - その唐揚げにソースをからませる
 - スパイス、にんにくの量が多め
 
衣をつけて揚げただけのドライタイプではなく、揚げた後にソースをからませるウェットタイプのチキン65です。
では、作ります。
食材とレシピ
各工程ごとに分けて書いていきます。
鶏の唐揚げの作り方と大差ないので、日本人にも馴染みやすいのではないかと思います。
大まかな流れとしては、
- 唐揚げを作る
 - ソースを作る
 - 唐揚げをソースと合わせる
 
となります。
1.鶏肉をマリネする

【以下をまぜて1時間、できれば一晩置いておく】
- 骨なし鶏肉500g(唐揚げに使うくらいの大きさに切る)
 - にんにく(すりおろし)小さじ1
 - しょうが(すりおろし)小さじ1
 - ヨーグルト大さじ3
 - ターメリック小さじ1/2
 - カシミリチリパウダー小さじ2(なければ半量のカイエンペッパー)
 - ブラックペッパーパウダー小さじ1
 - 塩小さじ1
 
2.ソースを作る

【材料】
- ココナッツオイル大さじ3(なければサラダ油)
 - カレーリーフ10枚くらい(なければ省略)
 - にんにく(やや細かめにつぶす、もしくは粗みじん切り)大さじ1
 - 青唐辛子4本(小口切り。ししとうで代用可)
 - クミンパウダー小さじ1
 - 粗挽きブラックペッパー小さじ1~2
 - カシミリチリパウダー小さじ1と1/2(なければ半量のカイエンペッパー)
 - 塩小さじ1/2
 - 砂糖小さじ1
 - ヨーグルト大さじ2
 
【作り方】
- 広めの鍋にココナッツオイルを熱し、カレーリーフを加える。油がはねるので注意。
 - 火を弱めて、 にんにく、青唐辛子、クミンパウダー、粗挽きブラックペッパー、カシミリチリパウダーを加えて軽く炒める。
 - 塩、砂糖、ヨーグルトを加えてまぜる。置いておく。

 
3.鶏肉を揚げる

【材料】
- ライスパウダー大さじ3
 - コーンフラワー大さじ6
 - 1でマリネした鶏肉
 
【作り方】
- 粉をまぜ合わせる。
 - マリネした鶏肉に衣を付けて油で揚げる。揚げ時間は6分くらい。
 
このままでもスパイシーな唐揚げとしておいしく食べることができます。

4.唐揚げとソースを合わせる
- 揚げた鶏肉をソースの鍋に入れてまぜる。

 - 食べる。
 
全体がしっとりした仕上がりになります。酒のつまみやご飯のおかずにも。

注意点
- ブラックペッパーを小さじ2入れると、かなり辛くなります。小さじ1~2の範囲で、お好みに応じて調整してください。
 
食材について
- 鶏肉→インドでは皮を取り除いて使うことが多いです(その場合、皮を取り除いた状態で500g)。皮付きが好きなら、そのまま使ってもOK。筆者も皮つきのまま使いました。
 - カシミリチリ→赤色が鮮やかで辛味が穏やかな唐辛子。インド食材店へ行くと置いていることがある。
 - コーンフラワーとライスパウダー→唐揚げというよりはフライドチキンっぽい仕上がりになります。おすすめ。小麦粉と片栗粉でもいいと思います。
 
では、また書きます。
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