マトン・ローガンジョシュを紹介します。
ローガンジョシュの名前の由来は「赤い油」という意味だとか何とか…諸説あってはっきりしないようです。
筆者も正直なところ馴染みのある料理ではありませんので、このレシピで作るときの概要を挙げておく程度にしておきます。
- ラム肉やヤギ肉を使う
- 事前にヨーグルトとスパイスで肉をマリネしておく
- フェンネルパウダーとジンジャーパウダーを使う
- 弱火でチンタラ煮る
では、作ります。
材料(3食分、大食い肉好きなら2食)
サフランが写真の中に二度(重複して)登場してますね、ふふふ…(←またか)。
【以下をマリネして2時間置いておく】
- ラム肉500g(マトンやヤギ肉、なければ牛肉でも)
- ヨーグルト100cc
- にんにく大きめ1かけ(すりおろし)
- しょうが(にんにくと同量、すりおろし)
- カシミリチリパウダー小さじ2
- パプリカパウダー小さじ2
- フェンネルパウダー小さじ2
- ジンジャーパウダー小さじ2
カシミリチリとパプリカの部分は、「カイエンペッパー小さじ1とパプリカ大さじ1」「カシミリチリ大さじ1」などで替えてもいいと思います。
【ホールスパイス】
- ビッグカルダモン2個
- クローブ2本
- シナモン1cm×5cm
- ベイリーフ1枚
【その他の材料】
- ギー大さじ3(なければ油)
- タマネギ300g、大きめ1個(繊維を断ち切る方向にスライス)
- 塩小さじ1
- 香菜(ざくざく刻む)大さじ2
- ミント大さじ1
- サフラン1つまみ(牛乳30ccに浸けておく)(なくてもよい)
- ガラムマサラ小さじ1/2
作り方
- 鍋にギーとホールスパイスを入れて、中火で加熱する。クローブがふくらんでいい香りがしてくるまで。
- タマネギを加える。できるだけ強めの火で色づくまで炒める。焦げ付きそうなら、油少量を足す。
- 肉をマリネごと加える。香菜とミント、塩も加えてまぜる。肉の表面を焼くようなイメージで、肉の表面の色が変わるまで(生っぽさがなくなるくらい)中火で炒める。
- 水を加える。沸騰したら、蓋をして弱火で約90分煮る。写真くらいの状態を保つように、適宜水を加える(もし水分が多くなりすぎたら、蓋を開けた状態で煮ることで水分を飛ばす)。
- サフラン入り牛乳とガラムマサラを加えてまぜる。弱火で5分煮る。
- 食べる。
浮いた油と骨がたまりませんな。
もうちょっと赤くしたかったですが…。
注意点
- 材料さえ揃えてしまえば、調理時間のわりに失敗する要素が少ない作り方になっています。
- 最も注意すべきなのは、やはり水の量です。入れすぎないこと。肉から出る水分を考慮して最初は少なめに入れておくのが無難です。
- 煮る工程で一定時間が経過すると、急に鍋の中の水分が少なくなるように感じます(肉からほぼ水分が出てしまったから?)。15分置きくらいに鍋の状態を確認したほうがいいです。
食材について
- ラム肉は新大久保にある「グリーンナスコ」の通販で購入しました。臭みがほぼなくて、とても良いラム肉です。英語のサイトですが、お店は日本にあります。
- こちら→http://www.nascohalalfood.com
- フェンネルやジンジャーパウダーがない場合、ターメリック、チリ、コリアンダー、クミンなどで作るのもアリだと思います。そういうレシピもあります。ただし、できるだけ赤い色が出るようにしたいところです。
- パプリカは発色のために入れてあります。
- とはいえ、赤い色にこだわらずに作ったとしても、それはそれでおいしく食べれそうではあります。
どっちつかずのええ加減な終わり方です。
では、また書きます。
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