鶏肉で作るスパイスオイル漬けを紹介します。
できあがった直後はイマイチかと思ったのですが、3日ほど置いておくと意外とおいしくなりました。
まだかなり改善の余地はありますが、なんか面白い味だったので書いておきます。レシピというよりは、試作記録程度と思って読んでください。
この記事は
The Food of India by Carol Selva Rajah & Priya Wickramasinghe
Published by Om books International, New Delhi, India
を参考にしてお送りします。
- このブログでの呼び名:チキンピックル
- 「The Food of India」での呼び名:Poussin Pickle(雛鳥のピックル!)
- マスタードオイルとスパイスで鶏肉を数日間マリネして食べる。
- 塩味、酸味は控えめ。やや甘い。
- 酒のつまみにおすすめ
では、作ります。
材料
【スパイス以外の材料】
- 骨なし鶏肉、皮を取り除いて600g(むね肉を使用。やや小さめに切る。親子丼くらい)
- マスタードオイル140cc(増やしてもよさそう)
- にんにく大きめ1かけ(やや細かめにつぶす)
- しょうが1かけ(すりおろし)
- 塩小さじ2
- ジャガリー30g(なければブラウンシュガー)
- 酢140cc(オイルと同じく増やしてもよさそう)
【ホールスパイス】
- ベイリーフ1枚
- タカノツメ4本
- ブラックペッパー6粒
- カロンジ小さじ1/3
- コリアンダー小さじ1
- クミン小さじ1/3
- マスタード小さじ2/3
【パウダースパイス】
- ターメリック小さじ1/8
- ガラムマサラ小さじ1/3
- ヒング小さじ1/4
作り方
- 広めの鍋にマスタードオイルを入れて煙が出るまで加熱する。
- 少し冷ましてから、にんにくとしょうがを加えてまぜる。
- ホールスパイスを加えて中火で加熱する。マスタードが弾け始めたら、弱火にしてパウダースパイスと塩を加える。常にかきまぜつつ1分炒める。
- 鶏肉を加えてまぜる。中火→弱中火でときどきかきまぜつつ、蓋をして10分炒める。鶏肉だけ取り出しておく。
- 別のフライパンに酢、ジャガリーを入れて中火で加熱する。ジャガリーが完全に溶けて、酢の容量が約1/3になるまで。
- 酢をマスタードオイルの鍋に入れてよくまぜる。鶏肉を鍋に戻してまぜる。タッパーなどに入れて冷蔵庫で3日間置いておく。
- 3日後、食べる。
標準的なピックルよりも酸味、塩味がかなり弱く、かわりに(?)甘い。また違ったおいしさがあります。
注意点
- というか、改善点というか、反省点というか、そんな何か。
- ピックル、ウールガイの類はもっと油にどっぷり浸かっているイメージです。でも、これは液体の容量がさほどでもない。酸味もあまりないし、酢と油はもう少し増やしてもよさそうです。
- ただ、もとの写真を見るとやはりさほど液体量は多くないので、もともとこういう料理だと言えばそうなんでしょう。
- 塩味も弱いので、もとのレシピの倍量入れています。それでもさほど強くは感じません。
食材について
- マスタードオイル→マスタードから作られた油。マスタードの匂いがすごい。
- ジャガリー→Jaggery。椰子から作られる粗糖。
改良後にリライトするかもしれません。
では、また書きます。
その他のおつまみ系はこちら。