マスタードが利いたカリフラワーの炒め物を紹介します。
この記事は
The Food of India by Carol Selva Rajah & Priya Wickramasinghe
Published by Om books International, New Delhi, India
を参考にしてお送りします。
- このブログでの呼び名:カリフラワーのマスタード炒め
- 「The Food of India」での呼び名:Cauliflower with Mustard
- マスタードオイルとマスタードパウダーで超マスタード味
- マイナーなスパイス、カロンジを使用
- カレーの副菜におすすめ
ちなみに、筆者はマスタード炒めを作るのにマスタードパウダーを入れ忘れるという失態を演じました。笑ってやってください。
あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
カリフラワーのマスタード炒めを作ってさあ食べようと思ったらテーブルの上にマスタードパウダーが残っていた。
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのか分からなかった…。
味見しても気づかず、しかも「うん、ウマイ!」と感じたぜ
— ねこターバン@インド料理製作所 (@CurryEnghi) October 20, 2018
後から加えて再加熱するハメになりました。言い訳をしますと、おそらく工程上、大きな影響はなかったのではないかと思います。
いや、思いたい。
では、作ります。
材料(副菜として3~4食分)
【ペースト以外の材料】
- カリフラワー600g、中2個、可食部(一口大にバラす)
- マスタードオイル大さじ2(なければサラダ油)
- タマネギ50g、中サイズで1/4個弱(みじん切り)
- にんにく1かけ(みじん切り)
- 塩小さじ3/4
- 青唐辛子1本(種を取り除いて細かく刻む)
- カロンジ(ニゲラシード)小さじ2
【マスタードペースト、以下をまぜまぜしてペーストにする】
- マスタードシード小さじ4(ミルなどで粉末にする)
- タマリンド10g(ぬるま湯100ccに15分浸けてからミルなどでペーストにする←おそらくお湯の量をもう少し減らしたほうがよい。未検証ですが70くらいでいいかも。)
- ターメリック小さじ1
作り方
- 広めの鍋にマスタードオイルを入れて強火で加熱する。煙が出てきたら火を止める。サラダ油を使う場合は煙が出るまでは加熱しなくてよい。
- 少し冷ましてからタマネギを加える。できるだけ強めの火でやや色づく程度に炒める(写真)。
- 弱火にして、にんにくを加える。弱中火で1分炒める。
- カリフラワー、塩を加えてまぜる。中火→弱中火でカリフラワーが軽く色づくまで炒める(水分が出るのを抑えるために塩は最後に加えたほうがいいかもしれません。これまた未検証)。
- 青唐辛子を加えてまぜる。1分炒める。
- マスタードペーストとカロンジを加えてまぜる。カリフラワーを崩さない程度にかきまぜつつ、中火で炒めて水分を飛ばす(写真はペーストを入れた直後と水分を飛ばした後。この時点で颯爽とマスタードパウダーを忘れています)。
- お好みの加減まで炒める。
- 食べる。
注意点
- 本来はパラっとドライに仕上がるはずですが、水分が出たせいでしっとりめになってしまいました。タマリンドを浸ける水を減らす、塩を最後に加えるなどである程度対応できると思います(未検証)。
- みなさんはマスタードを入れ忘れないようにしましょう。
- 時間を置くとマスタードの鼻を突くような刺激が弱まり、かなり食べやすくなります。マスタードの香りが苦手で、作ってすぐ食べたい場合は、マスタードの量を減らしてもいいかもしれません。
- そもそもマスタードが苦手な人がこれを作るだろうか。
日本の食材を使うにあたって考えたこと
- カリフラワーの水分量。インドのものと比べると多いはず。どこで調整しようかと思い、タマリンドペーストの水の量を125cc→100ccに減らしました。結果、それでもまだ水が多かった…。
- 「作り方」にも書きましたが、水分対策として塩を最後に入れたほうがいいかもしれません。
全体的にはまずまず作りやすい部類の料理だと思います。
材料がややマニアックというのがむしろ問題ですね。
では、また書きます。
その他の副菜系はこちら。necoturban.com