【ケララ料理レシピ】インドのクリスチャン家庭の味 ~ ビーフ・フライ

南インド・ケララ州の牛肉料理、「ビーフ・フライ」を紹介します。

 

ケララ州はインドの中でも特にクリスチャンの多い地域です。牛肉や豚肉に関する宗教的なタブーがないので(クリスチャンでない人は除く)、おいしい牛肉・豚肉料理に出会う機会が多くあります。

 

ビーフ・フライの特徴を簡単に挙げておきます。

  • ケララのクリスチャン料理
  • ドライでスパイシー
  • 日本の牛肉と違って、淡白な味わい

 

そして、なんといっても…

 

 

酒に合う!(またそれかよ)

 

では、作ります。

 

材料

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【スパイス以外の材料】

  • 牛肉500g(2cm角に切る)
  • ココナッツオイル大さじ3(なければサラダ油)
  • にんにく大さじ1(やや細かめにつぶす)
  • しょうが大さじ1(やや細かめにつぶす)
  • 青唐辛子1本(縦に割ってから種を取り除き、細かく刻む)
  • カレーリーフ10枚くらい(なければ省略)
  • タマネギ250g(中1個)(縦半分に割ってから更に縦に4等分し、繊維を断ち切る方向にスライス)
  • 塩小さじ1と1/4
  • ココナッツファイン大さじ1

【ホールスパイス】

  • マスタード小さじ1

【パウダースパイス】

  • ターメリック小さじ1/4
  • カシミリチリ小さじ1(なければカイエンペッパー小さじ1/2)
  • コリアンダー小さじ1
  • ブラックペッパー小さじ1
  • フェンネル小さじ1/2
  • ガラムマサラ小さじ1

 

作り方

  1. 広めの鍋にココナッツオイル、マスタードを入れて中火で加熱する。マスタードが弾け始めたら弱火にして、にんにく、しょうが、青唐辛子、カレーリーフを加えてまぜる。
  2. タマネギを加えて炒める。できるだけ強めの火で、写真くらいまで。しっかり炒めます。

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  3. 弱火にして、パウダースパイス、塩、ココナッツファインを加える。弱中火で粉っぽさがなくなるまで炒める。
  4. 牛肉を加えてまぜる。水30cc程度を加えて、蓋をして、途中何度かかきませながら、弱火で1時間炒め煮にする。
  5. 食べる。

 

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注意点

  • 出来上がりのイメージは、タマネギとスパイスのペーストが牛肉にネットリからんでいる状態です。
  • そんなわけで、タマネギはしっかりめに炒めます。ただし、全部茶色になるまでは炒めません。
  • 牛肉を炒め煮にする段階で水が多く出てきたとしても、ひとまず気にしなくて大丈夫です。たまにかきまぜつつ炒めていると、最終的にかなり水分が飛んでいきます。もし最後に水気が多く残ってしまった場合は、牛肉だけ鍋から取り出して、強火にかけて水分を飛ばします。

 

食材について

  • 牛肉は赤身の多いもの推奨。今回使用したのは、イオンで買ったお値段そこそこのカレー用牛肉です。アッサリ味の牛肉のほうが、この料理とは相性がいいです。
  • カシミリチリ→赤色が鮮やかで、辛味が穏やかな唐辛子。インド食材店へ行くと、売っていることがある。

 

放置できる時間が長いので、意外とラクな料理ですね。

 

では、また書きます。

ケララの牛肉・豚肉料理はこちら。

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